子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

0~3歳までに大切なこと

2014-12-25 07:24:46 | セラピー
この時期に一番大切なこと

「愛と信頼と安心感」

初めて親になった人は何を大切にして育てていいのか、戸惑うかも知れませんね。
親も一年生です。子どもから学ぶことを大切にしましょう。

子どもをこころから愛し抜く
子どもを信じ抜く
肌をとおして安心感を伝える

抱っこする時もただ抱っこしていても心は伝わりません。
こころで抱きしめる。
子どもは親のこころを感じて育ちます。

信じる、と信じ抜く、は違います。
親が子どもを信じて信じて信じ抜くと
子どもが人を信じられるようになります。

温かい空気感の中で育てる。
言葉よりも、目に見えないもので伝わる。
笑顔だったり、しぐさだったり、声の表情だったり。
そんなことが本当は何より大切です。
まなざしやぬくもりの中であなたが大切、ということを伝える。

この時期の子どもは自分の感情をうまくコントロールできません。
よしよししたりしながら、親が手伝ってあげましょう。

親の生きる姿勢を見せる。
0~3歳はまねして覚える時期です。
子どもが人に迷惑をかけたら親が謝り
人の痛みを話してあげる。
大切なものや事は、親が大切にしてみせる。
親の姿勢で伝えていく。
子どもの気もちを尊重してあげると、人の気持ちも尊重できる子に育ちます。
それはわがままを認めるということとは違います。

この時期にしっかり愛を信頼と安心感を感じられると
3歳のころには外の世界に対して自分から積極的に働きかけられるようになります。
安心感と十分に愛されている感覚が伝わっていないと、いつまでも親から離れられなかったり
親の手助けをいつも求めたりして、外の世界に自分から働きかけられなくなってしまいます。















お母さんのためのミニ講座

2014-12-21 06:58:14 | セラピー
子どもは周りの人の影響をとても受けます。

今週はお母さんがちょっとだけ創造的になってみましょう。

創造的と言っても、おおげさに考えるのではなく

いつもと違うことをちょっとやって楽しんでみましょう。

例えば、子どもと一緒にシールを買って来て、

自分の好きなところに貼ったり、何か面白い模様を作ってみるとか

そんなことです。

りんごを大きい順に並べて置いてみるとか(笑)

それをただ楽しんでみましょう。

新しい自分を発見できるかも知れませんね。

何も考えずただ楽しむだけで、何かちょっと変化しませんか?


この世界を造っているもの

2014-12-14 15:01:15 | セラピー
今まで心理の勉強やら教育についてやら
色んな勉強をして来ましたが、
どんなことを勉強しても
行きつくところは親子関係なんです。

いつの時代も変わりなく、物事の根底にあるのは親子関係。
そして、親がちょっとだけ見方が変わったりすることで、
親子関係が変わり、子どもも変わる。
それを実際見て来ました。

それだから、お母さんだけではなく、保育士さんや学校の先生も含めて子どもに関わる人全て、
ちょっとだけ皆さんの見方が変われば世の中変わりますよ~~

大人が色んなことに捕らわれている。
捕らわれから自由になって、違う発想してみましょう。

子どもがもっと自由に、のびのびと力を発揮できるようになれば
色んなことが変わっていくと思います^^


ミニ講座 2 愛着障害

2014-12-10 07:20:49 | セラピー
やはり0~3歳の時期が大切だなぁと思うのは、特に0~1歳半の時期が愛着が形成される臨界期なのだそうです。

その時期が一番重要で3歳くらいまではかなり重要、5歳くらいまで心に留めておく必要があるようです。

そして大切なのは、お母さんならお母さん、とにかく誰かひとりの人としっかりと絆を作ることが大切なのだそうです。
どこの国だったか、効率のよい子育てをしようと大勢の人達で育児をするという実験をしたら、子どもがかなりの確率で愛着障害になってしまったそうです。
それが孫の代にはさらにひどくなったそうです。

ですから、今は子育て支援が叫ばれていますが、
私が思うには、子どもが1歳半まではお母さんが働かなくても良いか、または短時間労働で働けるようにするのが本当の子育て支援だと思います。
今の子育て支援は親の都合ばかり考えられていて、子どもからの視点が薄いと感じます。

どうしても仕事をしなければならない時は、お母さんが仕事から帰って来た時が大切です。
まず、何をさておき子どもを抱っこしたり抱きしめたり話を聞いてあげる。
長い時間でなくても大丈夫だと思います。その時は全身で関わってあげる。それを毎日やる。

その覚悟ができる人だけが、ほんとうは働いても大丈夫なのだと思いました。


愛着障害は生涯続き、それを超えるにはやはりかなり努力が必要になるようです。
愛着障害は遺伝よりも圧倒的に環境によるものだそうです。

そして、薬物依存に走るとか殺人を犯すとかの重大な愛着障害ではなくても
普通の人の3分の1は愛着障害をもっていて、生きづらさを感じているそうです。

0歳代はたくさん抱っこしてあげ、心から大切だよ愛しているよを伝え、
よちよち歩きが始まったら、子どもが求めてきた時にすばやく応えてあげる。
大きくなっても子どもが求めてきたらすばやく抱きしめたり話を聞いてあげる。
それをやってあげれば大丈夫です。

保育園や幼稚園に通うようになったら
朝、別れる時に必ず子どもに伝えましょう。
「お母さんが絶対迎えに来るよ。待っててね。」

子どもにとっては大人が思う以上に大変なことなんですよね。
大人だって新しいことには不安を感じるでしょう。
子どもはなおさらです。最初のうちは子どもの不安がなくなるまで根気強く付き合ってあげましょう。

親は子どもの母港になってあげることがとても大切です。
子どもが不安になったら受け止めてあげる。
そうすればまた子どもはひとりで歩き出します。

逆にいつまでも手を離さない親は
子どもにとっては母港ではなく牢獄です。
過保護でも愛着障害は起きてしまうようです。


実践ミニ講座 1

2014-12-09 08:41:41 | セラピー
お母さんのためのミニ講座です。
時々書いてみようと思います。


子どもがやっていることを見てつい反射的に怒りたくなったり
なんとなく自分のイライラを八つ当たりしてしまいそうな時ってありますよね。

そういう時は、まず自分の人差し指を目の前に差し出して
指先を一瞬見てみましょう。

ちょっと我に返れたり、冷静になれたりすると思います。

子どもが転んでしまったりした時に、お母さんが思わず慌ててしまうことってありますよね。
そういう時もちょっと指先を見るだけで、だいぶ冷静になれますよ。
子どもって、お母さんが落ち着いていると大丈夫だけれど、
お母さんが慌てていると一緒にびっくりして泣いてしまうこともよくあるのです。

実はこの方法、一緒に心理の勉強をしていた先輩に教えていただいたんです^^

ただし子どもが車にひかれそうになったとか、そういう時はNGですよ。
(言うまでもありませんが^^;)

色んな場面で使えると思います。
これをマスターしておけば、ずいぶん育児が変わると思います。
考えてみたらお母さんだけではなく、みんなが使うとよいですね。


ですが、お母さんがどうしても抑えられない感情は
我慢していると病気をまねいてしまったりすることがあります。
自分だけではどうにもならない時はカウンセリングやセラピーを受けて解消しましょう。

春以降に開催予定の講座では、一人で解消していく方法もお教えしようと思っています。
いつになるやらですが。
里山の準備と並行するので、なかなか準備が進みません^^;

たくさんお伝えしたいことがあり、一番大切なところから選んでいこうと思えども
優先順位がなかなかつけられません^^;


子どもの気もちを聞く

2014-11-21 11:36:32 | セラピー
子どもが荒れているように見える時

その時は、内側に言葉で表現できないものが溜まっていたりします。

叱るよりもまず、

子どものこころの声に耳を傾けてみましょう。

話してくれるまで待って

たくさん聞いてあげましょう。

自分の中に溜まっている想いを全部聞いてもらえたら

子どもは一人でまた歩き始めます。


お母さんの中にも溜まっている時は

信頼できる誰かに聞いてもらいましょう。

立派ないいお母さんになろうと思わなくて大丈夫です。

それよりも子どもの話に耳を傾けてあげられるお母さん、

自分の気持ちも正直に話せるお母さん、

ごめんなさいを言えるお母さんでいてあげてください。

なかなか難しいですけど。

子どもが望むもの

2014-11-19 09:38:51 | セラピー
子どもが

深~い深~いところから望んでいるもの

それは

お母さんの愛いっぱいに包まれることです。

全身で愛を感じ、こころが満たされることです。


もし、お子さんが満たされていない感じがしたら

何か言葉にして言えなかったもの

分かってもらえなかったと思っていること

そんなことが内側に積もっているかも知れません。


思いきり抱きしめてあげて

今まで言えなかったことは何?どんなことが辛かったの?

と聞いてあげてください。

そして

ごめんね、許してね、と伝えてください。


子どもが今までの想いを爆発させて

泣いて泣いて、泣き疲れて泣き止むまで

しっかりと抱きしめて

最後に

どんなことがあっても大好きだよ

と、伝えてあげてください。


親の選択、指針

2014-11-13 07:02:03 | セラピー
昨日の詩を読んでどんな感想をもちましたか?

親が自分の子どもは自分のものだと思って育てるか

例えば、神様から託された存在だと思って育てるかで

親の育児の方向性が全く別のものになります。

たとえ同じ子どもであっても

違う人生を歩むでしょう。

私は若かりし頃キリスト教の教会に行っていましたので

息子は神様から託された存在と思って育ててきました。

そうすると少し自分を客観的にも見れます。

息子が我が家に生まれたのは

きっと何か意味があるのだろうと思いました。


息子が亡くなった時は神も仏もないと思ってしまいましたが。。


あなたの子どもは(詩)

2014-11-12 16:29:27 | セラピー
カーリル・ギブランの詩です。(霜田静志訳)

あなたの子どもはあなたの子どもではない
子どもは「生命」の渇望からの子どもである。
子どもはあなたを通ってくる。
しかしあなたからではない。
子どもはあなたと共にある。
しかし子どもはあなたのものではない。

あなたは子どもに愛を与えることができる。
しかし考えを与えることはできない。
子どもは自分の考えをもっているのだから。
あなたは子どもの身体を動かしてやれる。
しかし子どもの心は動かせない。

子どもは明日の家に生きている。
あなたはそれを訪ねることも、夢見ることもできない。
あなたは子どもを好くようになれるであろう。
けれども子どもがあなたを好くようにならせようとはしなさるな。
人生は後に退き昨日にとどまるものではないから。

あなたは弓である。
そしてあなたの子どもらは
生きた矢としてあなたの手から放たれる。
弓ひくあなたの手にこそ喜びあれと。