子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

自然分娩と古い脳を活性化することの大切さ

2014-05-21 12:17:04 | セラピー
私も所属しているホロトロピックネットワークからのシェアです。

木のこんでも「古い脳の活性化」は特に大切にしていることの一つです。
この記事を読むと子どもだけでなく、お母さんの古い脳も活性化することの大切さが分かります。
どこかで、インディアンの原住民の分娩では痛みを感じる人は殆どいないということを読んだ記憶があるのですが、古い脳が活性化されているからでしょうか。


 5月17日(土)は、大阪で直原ウイメンズ・クリニック(年間700人が生まれ、小児科、保育園を併設、ホロトロピック・ネットワーク法人会員)の開院10周年記念会で講演をさせてもらった。
 1987年にフランスの産婦人科医、ミシェル・オダンの講演を聞いて「世界中のお母さんが自然に分娩し、初乳を与え、母乳で愛情深く育てるなら、この地球上から戦争はなくなるよ」という言葉に何故か涙が出てきたことをお話しした。のちに心理学を学び、戦争はシャドーの投影から起きること、出産直後の接し方のよってシャドーが軽減できることを知り、オダンの言葉は科学的にも真実であることを知った。
 翌1998年の秋、私はAIBOの商品化準備の激務の中、会社をさぼって東北地方に3日間、オダンとのジョイントの講演旅行に出かけた。3日間、朝飯から夜の酒の席までオダンと付き合い、私の人生が変わった。
 「女性は太古の昔から、安産の遺伝子を受け継いできた。古い脳が活性化して本能が発揮できれば安産。大脳新皮質が活性化して本能が抑圧されると難産になる」というオダンの言葉は、お産について語っているのだが、私は人生全体に通じることに気が付いた。
 いま、教育改革、経営改革などに取り組んでいるが、いずれも古い脳を活性化する重要性を説いている。
 周産期と人生全体の関係は、スタニスラフ・グロフ博士のBPM理論でも取り上げられている。

ホロトロピックネットワークHP
http://www.holotropic-net.org/


親子の関係

2014-05-09 09:42:56 | セラピー
親子関係って様々な問題があり複雑そうに見えるけれど、実はその奥にあるのはとてもシンプル。

ただそれに気づけないことが多い。


自分をちゃんと見て欲しい。ありのままの自分を認めて欲しい。そのままの自分を愛して欲しい。

それから、お父さんやお母さんがとっても大切だからがんばる。お父さんお母さんの期待に応えてあげたい。お父さんお母さんが心配だから自分が我慢する。


子どもの問題を伺うと、それはそうなるのは子どもが正常だから。ならない方がおかしいよ、ということが多い。

子どもは親のこころの奥底の気持ちを代弁をしているだけなので、親がほんとうに癒されると
子どもは自然に自分の道を歩み始める。

その時ほんとうは「あ~、もう僕が頑張らなくてもようやくお母さんは大丈夫になった」って言いたいんですよ。
子どもは親の鏡なのです。

私も記憶の断片を集めると、おんぶされていた頃から母のことが心配でした。
不思議なことに、そんなに小さくても周りのことが全て分かっていて、親のように親のことが心配だったのです。
母の負担にならないように、静かにして息をひそめたり、我慢したり。
小さい頃は典型的ないい子だったと思います。

お子さんが何か問題を抱えている時は、まずご自分のこころの奥をのぞいてみてくださいね。

木のこん

2014-04-30 06:57:50 | セラピー
木のこんでは

子ども達が自由にのびのびと過ごすことを保障しています。
それは放任とは違い、子どもが安心感をもって力強く自分の人生を切り開いていく力を育てるのです。

幼少期に一番大切なことは、まず、自分の世界が安心、安全であるということを体感できることです。
生存の本能と言っていいかも知れません。
この感覚がないとこころの底には常に不安感があり、それは大きくなってからも続きます。
自分の人生を切り開くどころではなくなってしまいます。


冒険をいっぱいさせてあげます。
大人はついつい子どものことが心配になり、危ない、きたない、ダメ、と言いがちですね。
それは、特に母親は本能的に子どもを守らなければというスイッチが働くので、ある意味仕方のない面もあるのです。
ですがそれが行き過ぎると子どもの精神に大変な影響を及ぼしてしまいます。
木のこんでは2歳児でもかなり急斜面を自分だけでずんずんと登って行きます。小学生ともなるとすごいですよ~
一度見に来てくださ~い(笑)

~しなさい、~すべき ~してはいけない ダメ 
過度になると、子どもはありのままの自分では愛されないと思い込んだり、自分で考えて行動ができなくなります。
親が手だしし過ぎたり先回りして何でもやってあげると、子どもは何かをする能力が自分にはないと思い込んでしまいます。

子どもは不思議なことをたくさんします。
大人にとっては意味が分からなかったり無駄だと思うようなこともいっぱいします。
でもそれが工夫につながったり発見につながったりします。
フロー状態(無我夢中になること)になれる子どもは自分の人生を切り開いていく力があります。
それを保障してあげたいのです。

昨日もドラム缶にお湯を沸かしてドラム缶風呂をしましたが、子どもが夢中になったのは
一番は火おこし、二番はお湯の中にいろいろなものを入れたり沈めたり感触を確かめたりで、お風呂に入ったのは大人だけでした^^;
プールの中に入っているおもちゃや葉っぱやおわんなどにひたすらホースの水をかけていた子もいました。
やっているうちにどんなものが水に沈みやすいか、沈まないかを体験として分かったと思います。
大人がやってみせた訳ではなく、自分から始めて、しばらく夢中になっていました。

子どもがありのままでいていい場所、家族以外の人と関わりをもち社会とのつながり感をもてる場所。
ありのままの自分を認めてもらえることは、ありのままの自分で愛されるんだという自己肯定感が育ちます。
現代の日本の子どもは約3人に一人が孤独を感じているそうですが、世界的にみても異常な数字です。
自由な雰囲気の中で、大人も子どもも入り混じって繋がりを感じられる体験がとても大切です。

そのうちインファントマッサージ(ベビーマッサージ)教室を木のこんで開きますのでぜひご参加ください。
どんな風に赤ちゃんと関わっていったらいいのかを最初の一歩から学べます。
生まれてすぐにこの世界は安心・安全、無条件に愛されているという体験をさせてあげることは
どんなことよりも子どもへの素晴らしいプレゼントになりますよ

子どものきもち

2013-08-09 11:11:13 | セラピー
アトピーは心と身体の境界の病気とも言われます。

子ども達を見ていると、物質的なことが大きく関与していると思われる時と、こころの問題の方が大きいと思われる時とあります。
そしてこころの方がウエートを占めている時は、その問題が解決されるとアトピーも自然と姿を消してくれます。
まさに病気が「このことに気づいてね」と教えてくれているようです。

目の前のお子さんのほんとうの姿に気づいてほしいなぁと思うのです。
イキイキ笑顔をしていますか?
最初はぶ厚いヨロイをつけて来る子も、こころが開いて来ると、ほんとうにおしゃべりになりますし、いきいきしてくるんですよね。

子どもは自分を見てほしいし、聞いてほしいし、分かってほしいんですよね、お父さんとお母さんに。
同じことを繰り返し言ってくる時も、ほんとうは話の中身よりもお母さんに真剣に向き合ってほしいのだと思います。

施術をしながらそういう時間をもっていただく時もあります。
そうするといっぺんでいきいき笑顔を取り戻してくれることがあります。何回も必要な時もありますが。
本来のその子の姿を見せてくれます。
笑顔が輝いています

叱る前にまず共感。
気持ちを分かってもらえたと思えたら
素直にお母さんの言うことも聞いてくれるでしょう。
叱る前に別の方法を教えてあげればトラブルもトラブルでなくなってしまうし、
お母さんのユーモアで煙に巻くという方法も

忙しいとツイツイ、ですよね。
それも本当に分かりますが、小さい時の過ごし方がどんなに人生に影響を及ぼすかを考えると
何よりも優先していただきたいと思うのです。
お母さんのこころも本当はそれを望んでいるのではないでしょうか