子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

怒られて育つと?

2015-11-27 06:35:21 | 子育て
昨日の続きです。


親はわが子が立派に成長してほしいと願い、

厳しくしないと、怒ってでもやらせないと、と

親心でしつける訳ですが・・


子どもの方はどう受け取るか?

考えたことがありますか?







怒られてやるようになっても・・

・怒られるからやる→何のためにやるのか?分かっていないことが多い。
             自分の意思が分からなくなる。
             自分で考えて物事をできるようにならない。
             人に言われるがままにやる子になってしまう。






日本人は家では怒られ、学校ではみんな同じように育てられるので

こういう傾向が強くみられます。

成長してから、うちの子は自分で考えて行動できない、と嘆いても

そういう風に育ててしまっているので、仕方ないのです。

そして、自分の感情が感じられなくなったり、

人の気持ちも分からなくなる傾向があります。







まねっこの時期は何でも大人のまねをしたがります。

その時が最初のチャンス。

大人がお手本を見せてあげましょう

次に「自分で、自分で」の時期が来ます。

何でも自分でやりたがる。





時間がかかったりして大人の方はいらいらしてしまったり、

危なくて見ていられなかったり。

その気持ちはと~~っても良く分かりますが、

なるべくさせてあげましょう。

どうしても無理な場合は子どもが「制限された!」

と思わないように工夫をしてあげると良いですよ。

これは、子どもにとっては本当に大切な練習の時なのですから。





その後、だいぶ物事が分かるようになってきたら

まず、「二つのものから選ぶ」ということを経験させてあげたらいかがでしょう?

それから成長するにつれ

だんだん多くのことから自分で考えて選べるようにしていく。

その時のポイントは、「本当に自分のためになることを選べるか」
という点です。





根気は必要ですが、少しずつ自律的な子どもに育っていくと思います。

怒られて完璧にできても、それはある意味「依存」です。

人に言われないと出来ない、

自分の意思で選べない子になってしまいます。





小さい頃は厳しさよりも、

自分で物事を決められるという感覚や、

自分の気持ちも人の気持ちも尊重して生きる心地よさや、

人生が肯定的に感じられるように導いてあげることが大切だと思います。





大人も怒られて育っている人が多いと思いますので、

これは練習が必要です。

私が主催している子育て講座でもいつもお伝えしていますが、

練習、練習、です。

これを書いている私も同じ。

毎日が生き方練習です。

自分だけが出来ていない、と思う必要はありません^^



日々練習していると、

だんだん日常が変わり、関係性が変わり、

いつの間にか、しっくりくる幸せ家族になっていたりしますヨ




次回のストレスフリー子育て講座(今年最終です)


・怒ってしまう時、どうしたらいいの?
・脳の発達から見た、遊び、心、身体の関係


12月13日(日)9:30~12:00

12月16日(水)9:30~12:00

参加費 3000円


場所はお申し込み時にお知らせいたします。








怒る=厳しい?

2015-11-26 07:21:57 | 子育て
最近、ママたちのお悩みでよく耳にするのが

お父さんが「子どもを厳しくしつけないとダメだ、と言って怒る」というものです。




きっと、みんな小さい頃に厳しくされていて、

「子どもをしつける時は厳しくしないといけない」

という思い込みを持っているのだと思います。

でも、考えてみればそれも無理はないことかも知れません。

子どもは親にされたように、してもらったようにしか出来ませんから。




父も例外ではなく怒ってばかりでしたが、

子どもの方は何を怒っているのか、怒られているのかすら分からなくて

直しようもない、ということが多かったのです。

今思い出しても、あの時に何で怒られたのかが分からない、という場面がたくさんあります。

感情にまかせて怒っても子どもには伝わっていない、

ということだと思います。




皆さん、思い当たることはありませんか?

それがいつものパターンになっていると

案外自分がやっていることに気づかなくなっていたりします。

それとは違うやり方をしてみたいと思いませんか?




違うやり方を選択できるには、

その前にまず自分のパターンに気づく、ということが大切です。

自分がどんな時に、どんなことで怒ってしまうのか?

そこに意識を向けて今日は一日を過ごしてみてくださいね。

さて、そこからどうしたらいいのか?

ご自分なりの答えを考えてみてください。

続きは次回に^0^