アトピーの改善

アトピーは皮膚疾患だと思われていますが、新潟大学の安保先生によると自律神経の乱れが関係しているようです。
アトピーに限らず病気はそうなのだそうです。

自律神経が関係しているのでは、と思った例があります。
殆どアトピーがきれいになったお子さんがエアコンでかなり冷えた部屋で生活していたらまたぶり返してしまったのです。
皮膚疾患ならエアコンで急激に左右されることはないのでは、と思うのです。
その後、エアコンの温度に注意していただきながら数回施術したらまたきれいになりましたが。

自律神経を整えるということはそんなに特別なことをしなくてもいいのです。
ご飯と旬の野菜中心の食事やきれいな水を飲む、化学物質になるべくさらされないようにする、早寝早起きをする、ストレスをためない、体を冷やさない、適度な運動など。
ですがこの単純な基本をやることが難しいのも現代生活の特徴でもありますね～

甘いお菓子や砂糖をあまりとらないでね、と言うと「そんなの無理無理～～！」と殆どのお子さんが言います。
でもだんだんアトピーが改善してくると自分から食べなくなる子もいます。そういう子はきれいになっていきます。
最期のひと押しがなかなか改善しない例は、おじいちゃんおばあちゃんが甘いものをどうしても与えてしまうということが多いのです。
おじいちゃん、おばあちゃん、どうかご協力お願いします～

ご飯をたくさ～ん食べると間食はあまりしなくなるし、さつまいもとか枝豆、おにぎりなどをおやつにできるといいですね。
途中まで施術して、後は食事できれいになった例もあります。
ご家族で協力していくことが大切だと思います。
ケーキやチョコレートなどは大切な記念日に少しね。
マーガリン、植物性ショートニング（ケーキやクッキーなどに入っています）は化学処理の産物、乳脂肪はあらゆる脂肪の中で心臓血管系に最悪なのだそうです；；

ステロイドについては、最終的には離脱していきますが、特に小さいお子さんは黄色ぶどう球菌に感染すると恐いので最初は使いながらやることが多いです。全く使わないよりも改善が早いような気がするのです。
やはり西洋医学のよい面も取り入れながら改善していくのがいいと思います。
けれど、長期にステロイドを使うと酸化コレステロールになって逆に炎症を呼んでしまったり免疫力が低下してしまうそうですから、自律神経を整えつつ離脱していきます。

私もどんな方法がいいのか日々試行錯誤をしながら進めています。

きれいになっていく途中は辛いこともありますので、みんなで協力してやっていきましょう。
でも頑張るとほんとうに子どもの肌はしっとりきれいになります。ほれぼれするくらいですよ～
汗がかけないお子さんが汗をかけるようになっていきます。
頑張るかいもあるというものです。
ただし、生活の中でかなりのストレスを抱えている場合はそのストレスの方を改善していかなければなりません。
アトピーというのは本来、もっと大変な病気にならないように体が調節してくれているのです。ほんとうはありがたい体のシステムなのです。
アトピーとなってストレスを排泄してくれているのだそうです。