ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

ヨット整備-16

2021年06月18日 19時46分30秒 | ヨット

 潤滑油や燃料油の漏れが気掛かりで、きのうヨットを覗いたら、軽油が微量ながらまた漏れていた。ストレーナー付近から漏れているようなので、回りを綺麗に拭き掃除しておいた。今日見るとストレーナー全体がうっすら湿っていた。分解した。内部に溜まった汚れは僅少だった。

 オーリングがへしゃげていた。これが漏洩元とは思わないが交換した。
 最近いじった空気抜きプラグが一番怪しい。プラグに挟んでいる銅パッキンを機械部品店で求めたがなかったので焼き鈍した。厳密には焼く温度と時間を管理し、酸化しない環境下で放置するのが良いらしいが、それは不可能。

 卓上コンロで赤熱して水に放り込んだ。これで少しは柔らかくなるだろう。

 プラグを締め込み、軽油を充填し、原因究明のため壁から外して吊した。この前同じように吊したときは漏れが止まったので直ったものと勘違いした。止まっても単純には喜べない。

 まだまだ出てきそうだ。いい加減楽しめた、もう結構。


船底掃除-2

2021年06月11日 19時58分38秒 | ヨット

 朝からヨット整備。
 オイル漏れは一応止まっているが、エンジンを掛けると漏れ出すのではないかと気になっていたので、一番に始動した。杞憂で良かったが、近い内にまた漏れ出すに違いない。

 本題は船底についたカキ・フジツボ落とし。溝田氏の言うように、スノーケリングで柄の長いスクレーパーを使ってやったらこれまでに無く楽に落とせた。体重が乗せられるからだ。先達はあらまほしき事なり。
 タンク無しで8割方落とせたので、タンク1本でプロペラ・舵・キール周辺を落とした。予想したよりは楽だったが、70歳近いジジイのやることでは無い。

 きのう隣人に「よう焼けたな」と言われた。連日ヨットで作業しているのを知っているので、冷やかされたと思った。髪が鬱陶しいので床屋に行き、鏡の前で思わず笑ってしまった。 "焼けとる" 。


パクチー、ジャガイモ、キシラデコール

2021年06月09日 20時24分06秒 | ヨット

 パクチーの種がいっぱいできた。

 ブロック塀の足元にばらまいた。出ようが出まいが、世話はしない。

 きのう掘り上げたジャガイモを集めて日陰に置いた。

 10日ほど追熟させるとデンプンが糖分に変化するらしい。青くならないように遮光ネットを掛けた。

 午後はほぼ日課となったヨットでの作業。
 ドレンプラグから漏れていたオイルは、きのうプラグを増し締めしたからだろう、止まっていた。これで作業がひとつ減った。
 余りに暑いので帰ろうかと思ったが、根性を出して木部を塗装した。これまでいろいろなニスを使ったが、何を塗っても紫外線には勝てないので、ここ何回かは家でも使っているキシラデコールを塗っている。

 直ぐに半乾きになるので2回塗って本日は終了。


船底掃除

2021年06月07日 20時13分42秒 | ヨット

 燃料漏れは止まった。やっぱりスポンジに溜まっていた燃料がしたたっていたようだ。

 今日は船底の牡蠣やフジツボを落とす作業。あの慎重な溝田師匠の先日の失敗談を教訓に、機材の点検をした。潜水具は、とても古いセットと古いセットを持っているが、どちらもあちこちからエアが漏れていたので、差し替えて使えるようにした。

 干潮だった。これは失敗。重い道具一式を背負って水際まで、滑りやすく牡蠣が密生した石積みを降りなければいけない。こんな時に限ってフワフワ眩暈が起こる。へっぴり腰でどうにか転けずに済んだ。

 まず防蝕亜鉛を付けるためにプロペラとシャフトを綺麗にした。以前に付けた亜鉛が3個残っていた。スクレーパーで叩いてもしっかりしているのでそのままにして、新しくは取り付けなかった。

 あとはひたすら舵、キール、船体の掃除。いつもながら潜水作業はキツイ。もともと少なめだった空気があっいう間に減っていく。半分も終わらないのに右脚がこむら返りを起こして、何回かは直ったが、ついに我慢できないくらい痛くなったので作業を中止した。

 ずいぶん昔、プールで泳いでいるとき、25mの中程でこむら返りになった。あと少しだからと泳ぎ続けていたら、痙攣が脚から体幹、腕にまで広がってきた。コースロープがなかったら溺れるところだった。

 冬にケンチョピアで潜って同じような作業していたときも、痙攣が全身に広がってきたので、静まるまでしばらくヘドロに横たわっていた。

 さるトレイルランナーは、山中で同じような全身症状を起こして1時間ほど動けなくなった、それ以来一人では練習しなくなったそうだ。

 こむら返りをなめるな。


ヨット整備-12

2021年05月28日 20時03分31秒 | ヨット

 冷却水ポンプの部品を受取に行った。組み方に不安があったので現物を持って行き、教えて欲しいと言うと、図面を渡された。

 これは私も持っている。分かりにくい。解釈を間違えていなければ、15・16の部品は右側に描いた方が分かりやすいと思う。
 なお不安があったので溝田氏を訪ねて協力を請い、組み上げた。

 ポンプをエンジン本体に取り付けるのは何度もやったので、初めてやったときに四苦八苦したのが嘘のように、苦も無く完了した。シリコンが固化するまでエンジンは回せない。あす、あさってはヨットに行く時間が取れないので、期待と不安の2日間になる。

 何はともあれ一段落したので、錆び付いたコンロで湯を沸かし

 引き出しの奥に眠っていた一番新しい珈琲を淹れた。

 香りはないが、不味くはなかった。