ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

メメント モリ

2024年10月31日 22時04分30秒 | 日記

 きのうは帰宅して直ぐに車内の荷物を下し、サブバッテリーとソーラーパネルを片づけ、外した2列目シートを戻し、清掃し、車中泊の形跡を完全に消し去った。いや、天井の網と運転席後ろのカーテンレール棒がまだ残っている。

 畳に平置きした荷物を早く片付けたいが、きのうは叔父の通夜、今日は葬儀なので暇がなかった。

 家族葬ばやりだが、叔父の海運業を息子らが引き継ぐこともあってか、祭壇はなかなかのものだった。事業継続の大変さを見た気がする。

 叔父は私とは8歳しか違わない。叔父が亡くなったので父方の血族では私が一番の年長者になった。つまり順当にいけば次は私である。そんなことを思いながら骨上げしていると、自分の骨のような気がしてきた。

 私が初めて骨上げしたのは39歳で亡くなった父だ。あの時の父の骨はどうなっているだろう。


とんぼ返り

2024年10月30日 22時34分14秒 | 車中泊

 「大山めぐみの郷」を出て「青谷上寺地遺跡」に向かう途中、「道の駅大栄」に寄った。うまそうな果物がいっぱい並んでいたが、一人で食べるには多すぎるし、生ごみも出るので買わない。
 名探偵コナンのポスターをあちこちに貼ってあるのでよく見ると「青山剛昌ふるさと館」が直ぐ近くにあった。格別コナンに思い入れがあるわけではないが、これも出雲の縁結びかも、ちょっと覗いてみた。


 館内に青山剛昌の子供時代の絵などが展示されている。「水木しげる記念館」で子供の頃の画を見たときも思ったが、ふたりとも画家としても成功したのではないか。

 外に出たら知らない番号から着信が来た。いつもは出ないのだが、何気なく出たら叔父の訃報だった。今夜通夜、明日葬儀ということなので、すぐにとんぼ返りした。
 途中で食事をとると眠くなるので水だけにし、10時に出てノンストップで13時半に帰宅した。通夜にも間に合った。
 旅をやり直したいなら3時間半あれば戻れるということだ。


断念つづく

2024年10月29日 18時05分14秒 | 車中泊

 昨夜は霧の中うろうろして、トイレに近い空き地に止めた。雨風が激しくなり気温も下がったので着込んで寝た。朝起きたら大山ナショナルパークセンターの職員駐車場だった。

 大山に登るつもりで来たが、天気は面白くなく、膝の調子もイマイチなので登山は断念した。

 今回は断念が続く。

 20kmほど戻って「米子市皆生市民プール」で泳いだ。70歳以上は無料。水深が浅くてびっくりした。私はできないが、クイックターンしたら頭を打ちそうだ。隣は歩行コースだが、あんなに浅くて効果が期待できるのだろうか。1500mで上がった。

 回転寿司で昼食の後、「弓ヶ浜公園」に寄った。カブトムシより大きい蟻。金属製。

 広い公園で、海までが遠かった。日本海はやや荒れ模様、大山は雲の中。

 
 「妻木晩田(むきばんだ)遺跡」は弥生遺跡としては最大だとか。
 再現されたものを見るたびに、どこまで確かなのかと思う。

 弥生の昔から、家の間隔はこれくらいが自然なのだろう。弥生人は都会に住めない。

 膝のリハビリのつもりで公園や遺跡を歩き回ったが、良かったのか悪かったのか。
 今夜は早々と「大山めぐみの郷」に落ち着いた。


島根から鳥取へ

2024年10月28日 20時16分28秒 | 日記

 松江城の開場まで余裕があったので、初めて湯煎炊飯をした。

 事前に練習した甲斐あってうまくできた。おかずは振りかけ、魚肉ソーセージ、チーズ、サラダチキン。洗い物は出さない。

 「松江城」、天守は結構大きい。


 丸亀城の石垣が有名だが松江城も立派だ。

 宍道湖側からの「島根県立美術館」。

 ロビーにマイヨールの「河」があった。

 外観も内部もスマートだが展望テラスが有料だったので興ざめした。

 「足立美術館」は喧騒を離れた場所にあって、その一角だけが賑わしい。


 どこを見ても絵になる。庭園ばかりでなく絵画や工芸品も数多く、見学ルートも上手く設定されている。
 出たら雨。広い駐車場を車まで走った。シャツとズボンを着替えた。膝は寛解。

 「水木しげるロード」に着いたら雨は止んだ。悪天候の月曜日でも人は多い。


 歩道のあちこちに妖怪がいて、両側は妖怪かぶれの店ばかり。
 「水木しげる記念館」で時を忘れた。

 暗くなって「岸本温泉ゆうあいパル」へ。入浴後に食事処を探したが、まだ5時過ぎなのにどの店も閉店していた。きょうはもう炊飯したくないのでコンビニで今夜と翌朝の分を調達した。

 雨と霧で視界が覚束ない中、迷い迷い大山駐車場に着いた。私以外誰もいない。本来の駐車場ではないかも知れないが、とにかくトイレの近くが一番なのだ。寒くなってきた。


迫力の石見神楽

2024年10月27日 19時23分00秒 | 車中泊

 昨日、三瓶山の下りで足を滑らせて左膝を打った。何事も無く下山したが夜になって痛みが生じ、歩くのもままならない状態。近くに薬店もないのでコンビニで熱さまシートを買って貼り付け、冷感でごまかした。
 昨夜もよく眠れたが、正午過ぎに起きた時は膝が痛く、トイレ近くに駐車しておいてよかった。

 「石見銀山世界遺産センター」へ。

 近くの間歩(坑道)を見学し、町並みをサイクリングするつもりだったが膝が痛いので断念し、センター内で1時間ほど過ごした。

 VRもあったり、資料は充実していた。

 道の駅のちらしで石見神楽(大屋神楽社中)の公演があるのを見ていたので開演までに道の駅に戻った。

 演目は「恵比寿」と「日本武尊」。

 恵比寿が撒き餌の場面で飴を投げて子供たちは大はしゃぎ。私も1個ゲットした。恵比寿と鯛の駆け引きはアドリブ合戦で面白かった。

 激しい動きでマイクが外れそう。

 日本武尊が炎に包まれる。

 この後の戦闘乱舞は圧巻だった。
 出雲の人達は古事記を熟知しているのだろうか。
 
「出雲大社」は予想したほどの混雑はなかった。


 駐車場から徒歩往復1500mのため「古代出雲歴史博物館」も断念した。

 「割烹温泉ゆらり」は日曜日なので多いのかと思ったが「きょうは少ないな」の声有り。
 近くにドラッグストアがあったのでロキソニンテープを買い、早速貼った。

 「道の駅 秋鹿なぎさ公園」に駐車し、近くの料理店でうな重を食べた。