毎年のことだが、年末年始は生活が不規則に乱れる。普段は7時にご飯が炊きあがるようにセットしているが、今朝は炊かなかったので9時前まで眠った。目覚めは何年ぶりかの爽快さだった。疲労に関するテレビ番組で、疲労回復は睡眠に限ると言っていたのを実感した。
最近黒ニンニクを一日一粒食べるようになってから疲労が軽くなったと思っていたが、軽くなったのは疲労ではなく疲労感だというのもその番組で知った。
細胞が疲労すると肝臓に炎症性サイトカインができ、それが脳に入って疲労感を生む。疲労感は発熱・痛みと合わせて3大生体アラームと言われるほど重要。栄養ドリンクやサプリメントを飲むと、タウリン等の抗酸化物質が肝臓の酸化ストレスを抑えるので炎症性サイトカインが生成されなくなり、脳は疲労のサインをキャッチできなくなる。
疲労感が消えた日本人はますます頑張り、疲労をどんどん溜めて "KAROSHI" に至るという構図らしい。
栄養ドリンクやサプリメントは元々あまり信頼していないが、一般に疲労回復にいいと言われる鰻・ニンニク・カキ・緑黄色野菜などの食品に含まれる抗酸化物質の効果も同じだというのはショックだ。
では疲労回復物質は何かというと、米ぬか等に含まれるガンマーオリザノール、納豆・チーズのポリアミン、ビタミンB1だそうだ。
よって、十分な睡眠に玄米と納豆の朝食に決まり。