rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

恒常性の思わぬ逆襲

2011-03-01 13:47:33 | ダイエット
 順調に体重が落ちていったのにある時期になると何をやっても減らなくなる。多くの人が体験している停滞期、実は自然の摂理に沿った当然のなりゆきだったんです。

 そしてその停滞期に関わっているのが恒常性。アロマの授業などで必ず出てくるキーワードですね。人間のからだは常に健康な状態を保とうとします。同じ体温、同じ呼吸数、同じ心拍数、同じ血圧など。そして体重についても同じ体重を保とうとしてしまうのです。

 例えば体重65kgの人が55kgまで落とそうとダイエットを始めました。60kgくらいまでは順調にすすんだのに、それ以降食事制限もして運動も続けているのに体重は一向に減らない。

 停滞期のときはからだが減ってしまった体重を元に戻そうとがんばっている時期なのです。だからこの時期にギブアップして食事制限を解いちゃったらあっという間にリバウンドしてしまいます。

 からだは、「本来65kgあるべきなのに、減ってしまっている。おかしい。なんとかしなくちゃ」と焦っているわけです。

 逆に言うと停滞期を耐え忍んでからだに「60kgあるのが普通なんだ」と思い込ませてしまえばリバウンドはしなくなるはずなんです。そして体が本来こうあるべきだと思っているセットポイントを少しずつずらして行きながら根気良く続けていけば希望は見えてきます。

 長い年月を費やして着いてしまった体脂肪が短期間で落ちるわけはないんですよね。本来は。なので焦らず根気強く時間をかけてがんばっていきましょう。

 




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