旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

老人の戯言 「安楽死」

2020-09-06 18:36:26 | 日記
 私は後期高齢者です。先日医療費を100万円以上使った治療をして頂きました。ま、若い頃大層な健康保険料を払っているので後数回は大枚使っても大丈夫と自分自身では納得している。
残された時間に何か出来ることはないかと探していている、何れ見つかるだろうと思っている。

 この先の不安は、脳血管障害で救命治療を受けたが寝たきりになり、気管切開や胃瘻などの延命治療を受けて植物状態に至る。そうなれば自分で治療を止めて欲しいと言うことも外すことも出来ない。回復不可能と分かった時点であの世へ行かせて欲しいと遺言や終活ノートに書いて装置を外す希望が叶えられたら、外した誰かを殺人者にさせてしまう可能性がある。
 希望を叶えてもらった人を犯罪者にはできない。

仕事現役時代(製薬会社営業)に老人病院のベッドで意識は無く口を開て手足は変形して硬直し腰の辺りに大きな褥瘡をした病人を何人も見た。回復する可能性があればまだ良いが息をしているだけのあの様な状態を続けるのは人として残酷だと思った。見込みがなくなった時点で自然死の方向に舵を切って欲しい。
また、認知症も心配だ、自分という自覚のない生き物になっておむつを替えてもらいながら生き続ける恐怖がある。

安楽死は70%以上の人が賛成しているらしいが一部の人が反対している。もちろん生きたいと思っている人を殺すのは人殺しだ。

安楽死に反対している人には、私は生きたい・どんなことをしても生き抜きたいと希望を示せば生きていける法制度を目指すべきではなかろうか。

安楽死の法制度に反対するよりも先にそちらの法整備を目指すべきだと思う。