ごんぎつね

娘が、４年ぶりに同居する事になり、押入れを片付けていますと、
彼女が小学校の時に（低学年）、描いた絵が、出てきました。


　　　　　　　　
　　　　　　　　

私は今は花に、携わっていますが、その昔は保育の仕事をしていました。
そして長い保育生活の中で、子供に読んであげたい絵本、№１　は
ごんぎつねでした。　私にとっては今でも、後にも先にも、この本なのです。


　　　　　　
　　　　　　４歳以上の子供なら、この世の不条理、生命のはかなさ、優しさを
　　　　　　感じてくれるはずです。言葉で教える事が出来ない世界が広がります。
　　　　　　黒井健さんの、情感溢れる絵が、原作の素晴らしさを伝えます。


娘の描いた上の絵が、何時までも、ごんが幸せに、花咲く明るい野原で
元気にいて欲しいと訴えています。でもやはり、ごんの目は淋しそうです。
小さな子供の心に、生き物に対する優しさを、育ててくれる本です。

　
新美南吉と黒井健の絵本を、もう一つ。


　　「手袋を買いに」　これも素晴らしいですよ。

この二冊の絵本は、わたしの宝物の一つなんですよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クリックしてね。