猫と私の庭

今は亡い猫のライさんのこと 庭や薔薇や山野草の事、Fアレンジや生け花、 旅行の様子 小さなエコ生活

梅雨時の、九重(飯田高原)の花達

2010-07-04 | Weblog
にもかかわらず、友人と九重まで行って来ました。
期待していなかったのですが、たくさんの花達が私達を、迎えてくれました。
それではと撮りまくり、する事にしました。

    
     まずは、山小屋の庭ですが、丸い小さな蕾が可愛い、下野(しもつけ)と、 ねじ木の花

            白糸草                   咲いたばかりの姫百合の花

            

                姫百合の特集です。雨に濡れてもびくともしません。


歩いて九酔峡へ・・・・温泉が目的だけれど

        
  
      ズームなので、ボケました。ごめんなさい。山あじさい 山ホトトギス テイカ蔓に、空木(何空木でしょう)

            

               九酔峡のしっとりとした様子 見事な桂の木

            
    
   これは、近くの農家の山アジサイです。青い色にうっとり。 黄色の花は、実に成りかけのヒぺりカム


            
             ああ、やはり野原にあるから美しい。溜息が出る程です。野花菖蒲 

いつ行っても、九重は、私を裏切りません。

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8 コメント

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「九重は、私を裏切りません」 (yamada)
2010-07-05 08:51:49
 九重をこよなく愛するさくらさんの気持ちが伺えます!
 
 筌の口温泉の「小野屋」に泊まったことがあります。
 川端康成が入ったという、小野屋の裏手の公衆浴場にも入りました。
 「千羽鶴」を執筆した部屋を見せてもらいました。
 窓の下を、ちょうど、子供が二人会話をしながら通り過ぎました。
 その風景を見ながら、川端の世界が、そこにあるのを感じました。
 
 失意の文子が、菊治への思いを断ち切るために、父の故郷である豊後竹田に帰ります。
 ちょっと遠回りして、豊後中村で汽車を降り、九酔渓、諏峨守、法華院を旅する様子が描かれます。
 
 「本当に美しい夢の国がここに浮かんだような高原でした。…ああ、来てよかった。
      ・・・・・
 すすきの穂波がなお銀の光にぼやけましたけれど、悲しみをよごす涙でなく、悲しみを洗う涙でした」
 
 九重を訪れるたび、この情景が心に浮かびます。
 
 このことを、ブライアンに話すと、涙を浮かべるような表情で聞いていました。
 彼は、川端が好きです。三島由紀夫も好きです。
 
 サイデンスティカーは、見事に、川端を英文に直しています。
 英文の川端も素晴らしいです。「美しい」川端の世界が伝わってきます。
 
 サイデンスティカーは、もう、亡くなってしまいましたが。
 ハワイに来るたび、ブライアンと食事をしたり、飲みに行ったりしていました。
 ブライアンが、東京の湯島の自宅を訪ねたこともあり、御徒町のとんかつ屋で、二人で飲み明かしたこともあります。飲むほどに、声が大きくなる人のようでした。
 
 川端康成がノーベル賞の賞金の半分をサイデンスティカーに差し出したのは有名な話です。
 
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爽やかさが伝わってきます! (ほっとひと息)
2010-07-05 09:25:26
九重高原の爽やかな風を感じながら写真を見ています。
私も九重は大好きですが、簡単には行けません
自分を取り巻く多々の雑事に追われ、儘ならないのが実情です
ブログを通して行った気にさせて頂きました

yamadaさんへ
日本文学にも長けていらっしゃるのですね
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山小屋のまわり (guroriosa)
2010-07-05 10:34:25
もすばらしいお花の宝庫ですね。
四季の移ろいを身近で感じられるなんてうらやましいです。
下野 のかわいいこと
下野 と下野草 の違いを今度 教えて
木と草の違いはわかるけれど 
ヒペリカムはアレンジでよく使いますが 実になりかけ なんて・・・見てみたいです
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コメントを見て (yamada さんへ)
2010-07-05 12:36:41
暫くもの思いに耽りました。
小野屋の御主人が、九重の山野草を撮り集めた写真集が、昔出版されています。
今、九重の小屋に置いていますが、その添え書きを読むと、九重への深い愛を感じます。
実際に九重の自然を守る為に、尽力された方です。

yamadaさんがいつ頃、九重に行かれたのか忘れましたが、昔のあの(汚いけれど、湯治場の雰囲気を残す)筌の口温泉に入られたと思うと
ちょっと、なぜか笑えました。???
今は、建て替わり、観光客用と、地元用と2つもの浴場があります。
初めは、一つだったんですが、観光客とのトラブルが多かったんでしょうか?
この20数年の間に、かなり様変わり致しました。

川端康成の碑が、草原を見降ろす大将軍の岡に、あります。
康成が見た頃の九重は、本当に美しく、言葉に尽くせないほどだったのに、彼が書く事でそれが伝わる事になったのです。
文豪が2度も訪れたその美しさ、どんなだったでしょう。見られるものならね~~~。

文子の見た、夢の国がここに浮かんだような高原とは坊ヶつるの事だと思いますが、
その気持ち、分かるような気がします。
あの頃の坊ヶつる・・・どんなだったでしょう。

もの思いに耽りましたが、それにしてもブライアンさんや、訳者の方の事とか、知らない事もあり、感慨深く読ませて頂きました。
ありがとうございました。
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行きましょうよ。 (ほっと様へ)
2010-07-05 12:52:22
今は、日帰り出来ますよ。
私がを運転すると、慌て者なので
色々な場面で、つい地が出てしまい、
恥ずかしいのですが、(おとなしく運転しますね)御一緒してもいいですよ。
雑事のなかの、息抜きに、お菓子もランチもいいけれど・・・
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期待してなかったので (guroriosaさんへ)
2010-07-05 13:01:10
よかった~です。
下野の一番いい時でした。
違い??ですか 見た感じもかなり違いますが、下野はしゃきっとしているし、下野草は風にそよいでいます。
はなの感じは確かににていますね。葉は全然違いますよ。

ヒぺりカムは今が、その時期なんでしょうね。
何度か見かけました。
花も初めて、知りました。知らない事ばかりです。
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九重飯田高原は、 (むつごろう)
2010-07-06 20:20:10
やっぱり、素晴らしい所ですね。
本物の山アジサイや花菖蒲を観れるなんて、羨ましい限り。
何回か、ブログでの写真で”九重”を拝見しましたが、
その都度、趣が違っています。
九重飯田高原はやっぱり、野趣満載の素晴らしい所ですね。
秋の”紅葉”も紹介下さい。
(久しぶりで、PCを開きました・・・)
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お休みだったんですか? (むつごろうさんへ)
2010-07-06 21:32:05
てっきり、何処かにお出かけかと思っていました。
むつごろうさんの気配がないのは、淋しいですよ。
時々、PCに向かって下さいね。
教室が、行きにくくなりましたね。残念です。
ブログで元気な所を知らせて下さいね。

九重は、いつ行っても、いい所です。
遊びに来て下さいね。
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