新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 クサカゲロウ、ハエほか

2019-11-24 20:09:33 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第107弾


11月21日にマンションの廊下で見つけた虫たちの続きです。







クサカゲロウがいました。何となく白っぽい感じがして、翅の横脈が黒いので何かなと思って撮りました。クサカゲロウ成虫の検索には千葉大のサイトが非常に役立ちます。この絵解き検索表で調べてみると、すぐにイツホシアカマダラクサカゲロウであることが分かりました。



これはクロバネキノコバエの仲間。



それに、チャバネセセリ



それからアメリカミズアブ





最後はクロツヤニセケバエでした。まだまだ続きがあるのですが、次回に回します。

廊下のむし探検 チャタテ、蛾など

2019-11-23 21:02:25 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第106弾


11月21日にマンションの廊下を歩いて見つけた虫たちです。









最初はまたしてもチャタテムシの仲間です。後小室がなくて、縁紋の翅縁側が流れているので、たぶん、マドチャタテ科だと思われます。「日本昆虫目録第4巻」によると、日本産のこの科はPeripsocusの1属だけで7種が載っています。このうち本州産は5種。ここから先はよく分かりません。



9月終わりに大量発生し、最近は数が急速に減ったツヤアオカメムシ





この蛾はだいぶ図鑑を探してみたのですが、結局、ギブアップ。



そして、ズグロオニグモ。まだまだいるのですが、次回に回します。

家の近くのむし探検 チャタテ、アリなど

2019-11-22 20:05:36 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第64弾


11月16日に公園で撮った写真を載せるのを忘れていました。







また、チャタテです。たぶん、先日見たチャタテと一緒ではないかと思います。このときはPsocidus辺りではないかと思ったのですが、その先がよく分かりませんでした。



次はアリです。木の幹にこんな風に巣を作っていました。



何枚も写真を撮ったのですが、ピントがまあ合ったのはこのくらい。種までは分かりません。



最後はマンションの廊下にいたツチイナゴでした。

廊下のむし探検 ハチ、甲虫他

2019-11-21 19:57:00 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第105弾


18日にマンションの廊下で見た虫の続きです。





最初はヒラフシアリだと思っているアリです。ヒラフシアリについてはこれまで何度か調べたことがあります(こちらこちらこちら)。



これはこの間から見ているムツキボシテントウ





コバチはよく分かりません。「絵解きで調べる昆虫」の検索表を見ると、前胸背板が大きく、背面から見て前方が角張るというところからカタビロコバチ科かなと思っているのですが・・・。





このハエはM1+2が直線的で、CuA+CuPが翅縁まで達していないのでイエバエ科らしいことは分かります。これから先は採集しないと無理でしょうね。後、3-4か月でマンションの管理組合の仕事が終わるので、また、時間的な余裕が出始めるかもしれません。周りの人は、一気に暇になるので何に対してもやる気がなくなってしまうのではと心配していますが・・・。

廊下のむし探検 ハエ、カメムシなど

2019-11-20 20:13:56 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第104弾


11月18日にマンションの廊下で見つけた虫たちです。





これはヤドリバエの仲間かなと思ったのですが、よくは分かりません。





これはシロヘリクチブトカメムシで、「廊下のむし探検」初登場です。1993年に出された「日本原色カメムシ図鑑」によれば、南方系で、本州(広島、兵庫、岡山、和歌山)や四国(高知、愛媛)に分布を広げつつあると書かれていました。2012年に出された「日本原色カメムシ図鑑第3巻」によると、急速に分布域を拡大しており、現在では茨城県や埼玉県でも得られているとのことです。



つぎはナミネアブラキモグリバエで、毎年、今頃になると大量にわがマンションに押し寄せてきます。



最後はナナホシテントウでした。虫はもう少しいたのですが、残りは次回に回します。