災害

今、北ヨーロッパ（イギリス、フランス、オランダ、ドイツの北部）にハリケーンが来ていて、結構大変な天気です。大型の台風が直撃中と考えていただければ、近いかと思います。雨というより、風がすごく強いです。

災害といえば、経済学で災害が及ぼす経済効果について簡単に勉強しました。私も経済学部だったんですが、うちの大学の教授に比べて話が上手なような気がします。たとえば扱った例でいうと、フランスでの日照りとオランダの水没のちがいは？といったことがありました。私はすぐにはわからなかったんですが、日照りの場合だと、いつ日照りが終わるかわからないので、経済的な政策（例えば利子率の操作）などがあまり効果がないのではないか、一方水没の場合だと、すでに水没している地域をどのように復興するかということで、経済的な政策の効果がでやすいのではないかといった議論をしました。災害一つでうまく話をするものだなと感心していました。

因みにその教授、南アフリカでは知っている人は知っているという教授らしく、次のワールドカップの会場選考にも関わったそうです。（経済的な見地で候補地選好を選んだらしいです）またイギリスにおけるカジノ会場の経済的な効果を調べたり、話のネタにはこまらない人でした。