趣味

一年の川田です。
ちょうど試験が終わって一週間程度のお休み期間中です。スキートリップには行かず、のんびりすごしています。

ただ、この期間、本来はサマーインターンに向けていろいろ準備しないといけません。私も例に漏れず、いろいろ動いています。また学校側でも、日本の習慣とは違いますがいろいろ就職に関する催し物があります。

その一つに、CV（レジュメ：履歴書）を書くというのがありましたが、私にとってこれがかなり曲者。もっと曲者だったのが、カバーレターなのですが、まぁ両社に共通するのが、日本人がイメージするものとはまったく違うということです。カバーレターはやる気をアピールしろだの、CVではかけることは出来るだけ書けーなどといわれました。一番困ったのが、趣味。・・・３０近いおっさんが、趣味って言われてもなぁ・・・とおもって書かずにいると
レジュメをみる人「趣味は？」
私「いやとくに・・・」
レジュメをみる人「スポーツとか」
私「趣味といえるほど・・・」
レジュメをみる人「とにかく何か書いたほうがいいのよ」

という感じで、みんなスポーツとか良く書いてましたが、結局食べ歩き？みたいな事を書きました。食べることは、趣味には間違いないので自分としては良いのですが、みんなほんとにいろいろ書いていました。ほんと？って聞きたくなるようなことも書いている人がいましたが。

食べ歩きが趣味ということで、食べ物とかいろいろ興味があるのですが、今日はビールを見てちょっとビックリしました。日本のビール業界は、案外ビジネスに関係する小ネタが多い業界です。例えば、寿屋（サントリーの前進）が業界に進出するときの「やってみなはれ」という言葉や、ドライ戦争、また戦後すぐには新規参入する会社に既存の会社が販路を貸すといったこともやったようです。

こちらベネルクス、特にベルギーは知るひとぞしるビールのメッカですが、今日飲んだ缶ビールは会社が１６１５年からとありました。つまり、関が原の戦いや大阪冬の陣の頃にはもうこの会社はビールを作っていたようです！！！

ビール一本でちょっと感動。これぐらいじゃないと趣味だといえないと思うのですか、皆さんどんな趣味をお持ちですか？

数字で示す

一年の川田です。興奮冷めやらぬうちにかいておきます。何に興奮しているかは、後でかきますね。

一年の授業の中で面白いものに会計があります。ケースを読みながらの会計なので、会計の知識というより、いかに会計を経営者として使っていくかということに重点が置かれた授業です。会計といっても財務、管理だけでなく会計システムまで扱います。つまり、こういう会計システムだから部下はこういう風に数字を捉えて、結果として思ったように働いてくれない、みたいなことまで扱います。

ですが、ケースを用いても常に数字で理論を証明するように教わります。生徒とのやり取りの中で、概念だけを質疑応答するのではなく、その背景を数字で証明してみろと云う感じで授業は進みます。なのでケースを扱いますが、生徒は一応計算をいろいろやってみて授業に臨みます。授業を受けた結果だと、ケースを読むだけでなく実際にいろいろ計算して数字で自分の理論を証明できるようにならないと、自分の意見が「軽い」という感覚が身につきました。

で、興奮さめやらぬとは、宮崎県知事選挙の結果です。このまま良くと「そのまんま東」氏になりそうですが、私としては非常に興味がある結果です。というのも、彼だけがマニフェストに数字と大まかな期日をかいており、マニフェストが「軽く」なかったのです。今でも宮崎日日新聞のホームページで見れるかもしれませんが、５氏のマニフェストだけ比べてみると、私にとっては彼のマニフェストが一番イメージがわくマニフェストでした。

実務経験が少なくても、理論的に意見を重くすることは出来ます。MBAは学校によって指導方法が非常に異なりますが、生徒の意見が「軽い」か「重い」かということは、どの指導方法をとっても重要なことだと思います。

ロッテルダムの催し物

自転車と路面電車

一年の川田です。昨日テストが終わりました。最後の最後で、テスト大こけ・・・うーん、決めきれない自分に腹が立って、いい年なんですけど一日ふてくされていました。

さて、昨日SENさんも書かれていましたが、オランダはやはりチャリンコが多いです。チャリンコの値段自体も高くて、新車だったら２００ユーロとか平気でかかります。また盗難もよくあり、前、後の両方に鍵をつけろとよく言われています。

ロッテルダムにはチャリンコ専用道路が歩道と車道の間にあり、その中では自転車と歩行者の事故があってもチャリンコに責任は基本的にないと聞いております。なのでチャリンコは自転車専用道路の中では基本的に止まってくれません。

チャリンコ以外に移動手段とすれば、路面電車か地下鉄、バスになりますが、路面電車を良く使います。非常に非効率的な集金方法にもかかわらず、ストを打つという不思議な路面電車会社ですが、けっこう路線ももっており、生活には欠かせません。

警察官につかまる！

SENです。本日私は、警察官に捕まえられてしまいました。

その理由は、夜、自転車に乗っているときライトを点灯させていなかったからです。オランダは、一人当たりの自転車の保有台数が世界一、人口は1600万人くらいですが、自転車は1700万以上あるようです。オランダの国土は4分の1が海抜0メートル以下でどこまでも平らです。自転車専用道路がほとんどの道路にありますので、自転車に乗らなければ損なのであります。

そんな前置きはさておき、警察官と交わした会話をここに記します。。。

警察官　「止まってください。」
SEN　　 「はいはい。」
警察官　「ライトがついてないから。英語ですか？」
SEN　　 「英語でお願いします。」
警察官　「オランダではね、ライトをつけて自転車に乗らなければいけないの。この自転車ライトはつかない？」
SEN　　 「この自転車のライトは壊れています。」
警察官　「そう、住所が記載されているもの持ってる？」
SEN　　 「はい、これ。」（レジデンスパーミット）
警察官　「なるほどなるほど。えーー！！あなた日本人なの？全然日本人に見えないわー！！！信じられない！」
SEN　　 「どういう意味？何人に見える？」
警察官　「うーん。アジアから来たって感じはするけど、日本人じゃないわー！」
SEN　　 「よく、学校の人にハワイから来たのかと思ったといわれます。」
警察官　「そうそう、あなたはハワイだわ。」
SEN　　 「そのチケットって罰金ですか？」
警察官　「そう。あなたいつまでいる？学生だよね。」
SEN　　 「そう、そこの大学の。3月の終わりまでいます。」
警察官　「じゃぁ、2週間位したら家に請求書が届くから、払ってね。」
SEN　　 「いくら？」
警察官　「20ユーロ、学生にはちょっと大きいけどね。」
SEN　　 「この先の道、別の警察官の人いるかな？もう一回20ユーロとられたらどうしよう。」
警察官　「いるかもしれないけど、大丈夫よ、もう私があなたのこと知っているから。もう、注意済みだから。それじゃ、良い夜を！」
SEN　　 「じゃ、またね。いや、また会っちゃこまるんだった。。。」
警察官　「夜じゃないときにね！」

罰金を取っておいて良い夜をなんて！この明るさ、このフランクさが素敵で、まぁ、いいかと思いました。念のため家に帰って、自分の顔を鏡でチェックしましたが、やはり日本人の顔をしていました。

みなさんも、夜自転車に乗るときは、ライトをつけるようにしましょう。
ライトは、自転車につけるものだけでなく、バックやコートに引っ掛けて使う取り外し可能なライトが売っています。警察官の出没場所は、金曜日の夜、キューブハウスのあたりです。