漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

近況報告 2年渡部

2017-04-30 12:49:17 | 日記
みなさん、こんにちは。今週の金曜日辺りからオフが待ち遠しくてたまらない2年の渡部です。

前回の日記を書いたときから自分の身の回りに様々なことが起こりました。今回も長くなりそうなので時間に余裕のある方のみお読みください。笑


まず一つ目に、3月の25,26日に開催されたお花見レガッタにてついにデビュー戦を飾ることができました!
デビュー戦ということでガチガチに緊張してしまいましたが、初めての乗艇によるレースということで自分が今どの位置にいるのか、冬練の成果はあったのかなどを知ることができました。また、家族にもちゃんとボートをしているのだという証明ができました。次の試合としては、全日本軽量級選手権大会が控えております。まだ出られるかは分かりませんが、同じクルーの大二郎さんと共にできること全てを試して、最大限効率良く艇を進められるようにしたいです。

二つ目に、この前まで一年生だった自分達ですが遂に後輩ができました。
一般よりも早めに艇庫に入寮してきてくれた、経験者5人と共に四月第1週を使ってキャンパスで新入生歓迎をしました。新歓なんて余裕だろうという自信で臨んでいた僕ですが、新入生にあしらわれたり朝練をやりながらもその数時間後に新歓をしたりという経験を重ね、去年の先輩方を雑にあしらっていた自分の罪深さを強く認識することとなりました。未だ最終的な一年生の数はわかりませんが、引退までの3年間生活を共にする中で楽しくかつ切磋琢磨できるような関係を目指していきたいです。

出会いの数だけ別れもあると言いますが、同期の伊藤らんがこのボート部を去ってしまいました。
一年生の仕事を素早くこなし、自分の同じように他の同期と比べデビュー戦が遅いながらシングルスカルで黙々と練習していた彼女を僕はとても慕ってしました。日立明でもw1xで出場するなど、共に頑張ろうとしていた矢先の退部に言葉を失ってしまいました。しかし、彼女もこの先に新たな目標がある様です。頑張る舞台は違っても、互いに自信を持てるような成果を見せられたらいいなと思いました。

最後に、今週は冬練の成果をエルゴで確かめる5testがありました。
シングルスカルで練習したことでUTでの数値もかなり良くなり、自信を持って臨んだ今回の5testでしたが、初めの6000mは上々だったものの、肝心の2000mで力を出し切ることができませんでした。今回で狙っていた7分前後にほとんど届かず、正直かなり落ち込みました。この落ち込みを引きずったまま、残りの60分UTと乗艇練習をすることとなったのもあり、一週間の中盤である金曜日には、オフの直前日曜日のようなモチベーションになってしまいました。
しかし、自分のボート生活はここで終わったわけではなく、むしろこれから2年以上あります。この2年をボートの辛さに耐える苦痛の2年ではなく、自分の限界を超えていける成長の2年と捉え、ポジティブに練習に取り組み、誰にも負けないような漕手を目指していきたいです。

まだまだ成長途上な渡部雄一郎ですが、これからの成長にご期待ください。