漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

全日本フライを終えて

2019-06-06 16:54:49 | 日記

こんばんは、2年の佐藤恵大です。

 

フライが終わりました!

 

僕は前半にお金を使い果たし後半はダラダラして過ごしました。

 

人間暇すぎると自分の内面を見つめ直すものです。

今回はその時に考えていた自分のことについて書かせていただきます。

 

今回の全日本、僕は出場することさえ叶いませんでした。でも、三月末の20007分切ることさえできればニコニコしながらサポートできるだろうと考えていました。

 

正直に言うと、7分切っても全然ニコニコサポートはできませんでした。

 

自分より強くても出られない選手もいるのに、4日間ずーっとモヤモヤしてました。

同期の活躍を100%喜べない自分が本当に嫌でした。

 

僕は自他共に認める非体育会系人間です。

そんな僕ですが、同期に置いて行かれたくない、という気持ちが原動力となり1年間このような環境でやってこれました。

 

 

でも、置いて行かれたくない、じゃなく、勝ちたい!じゃないとダメなんだなって思いました。

 

自分が結果を出して、マネージャーにメダルをかけて、同期も活躍して、おめでとう!と心から言えるようになりたいです。

 

 

稚拙な文章でコックスから漕手に転向することを宣言した日記はもう二周も前です。

色々な人に迷惑をかけた分そろそろ成長しなければ!

 

 

消灯後に失礼しました。

 

 

次の日記は、帝国仲良し3人衆(笑)のリーダー東城です。

 

 

 

 


6/5 2年 小林

2019-06-05 21:23:05 | 日記

フライ中に出た地元の町内会ソフトボールで一番若いとは思えない転け方をした2年小林です。

 

特にこの日記を書いてる際ネタが浮かばなかったので今日(6/5)が何の日か調べたところ、ロボットのpepper君の誕生日らしいです。

 

最近コンビニやファミレスで見かけますよね。いまいちpepper君がいる事で効率が上がっているのかはよくわかりませんが。

 

芸能人の方はよく家に置いたりしているらしいですね。私個人の意見としては家に帰ってpepper君がいるのはまだ恐怖の方が強い気がします。

 

よく将来AIが人を凌駕する知識を持ち人が働く意味がなくなるなどの都市伝説のネタがありますよね。その関連で気になる事と言えばトランスヒューマニズムという考え方が面白いなぁと感じます。

 

トランスヒューマニズムは簡単に言えば人間の身体と機械を融合してより有能な身体を作ろうぜという思想です。

 

具体的には身体にチップを埋め込み家の鍵や定期などがチップを埋め込んだ辺りの腕や手を近付けるだけで使用することが出来たり、特殊なコンタクトレンズを装着することにより瞬き一つで写真を撮る事が出来たりなどの技術が開発されてるそうです。

 

少し怖いなぁと思う方もいるかもしれませんがこのような技術は将来スポーツなどで取り入れられるのでは?と私個人では思ってます。

 

例えばこの選手の漕ぎに近付きたいなぁと思ったらその選手のデータを取り込み自分の身体に何かしらの装置を使えばこの選手はこのように動いてるのか!と身体で理解する事が出来るのではないかと思います。

 

私は特に身体の動かし方が人よりも下手な分そのような技術があると感覚として分かりやすいなぁと思います。

 

どんな技術も最初は受け入れられるのに時間がかかったり批判が多かったりするとは思いますが、私達の使ってるいるスマホも勿論そうではないでしょうか。最初は私もそうですがタッチ一つで操作出来るなんてありえないだろと思っていたものが今私が書いてる日記のツールとなっています。

 

どんな技術も人間の使い方が良ければ良い方向に進むのではないかなと思いたいものですね。

 

とりあえず今はそんな技術はないので明日の朝練でどーやったらキャッチを素早く出来るのか、腰に負担をかけずに漕げるか考えながら寝たいと思います。

 

夜分遅くに失礼しました。


日本語 2年 加藤

2019-06-02 19:38:20 | 日記

こんばんは。2年生の加藤稜己です。現在はフライ中ですが、僕は特にどこかへ行くということもなく、毎晩ソリティアをしてからぐっすり気持ちよく眠るという日々を過ごしています。とても幸せです。

 

そんな日々を送っている僕の好きな本を紹介しようと思います。その本は

筒井康隆さんの「残像に口紅を」という本です。

この本は世界から一音ずつ言葉が消えていく実験小説です。例えば「あ」が世界から消えると、「あなた」や「愛」といった言葉も世界から消えるというものです。物語の中では作家である主人公の妻や娘も消えてしまいます。主人公は使うことのできる言語が少なくなっていく困難な状況の中でも表現を工夫することで文章をつくりだします。

個人的には作者の語彙力の高さ、表現力の豊かさを感じることができ、やはり作家さんはすごいなぁと思いました。と同時に日本語の多様性も感じることができました。そこから日本語に対して強い興味を抱き、最近は日本語の韻にも興味を持っています。

話を本に戻します。言語が少なくなっても想いを表現できてしまうその不思議さに感動し、なんと合計三度も完読するほどでした。特に最後の使える文字がほとんど無くなった時に圧倒されました。是非読んでみてください。

ありがとうございました。