時差ぼけと長旅、気温45度からくる暑さによる疲労、いろんなものがマックスになって死人のようにぐっすり寝て翌朝を迎えた。
明け方ホテルからの景色。砂と湿気で目の前が海なのに、すべてがかすんで見える。
サウジアラビア2日目:
この日も国全体が皇太子の死去のために喪に服しており、予定されていたサイエンスフェスティバルは開催されず。仕方ないので同僚と11時にロビーに集合し、ワークショップの買い物に。ファンと、延長コードと、こまごまとした文房具品など。
ここ Al Khobar の街は、マクドナルド、スターバックスをはじめ、大概のアメリカで見るチェーン店が揃っている。IKEAもあったし。大きなショッピングモールがいくつもあり、サウジの人々の最大のレジャーはショッピングというのもうなずける。
午後になって、がらんとした空っぽのフェスティバル会場へ。
開催が延期になったけれど、せっかくの1日をムダにしたくないために急遽、現地のファシリテーター達を招集して少しだけワークショップの予行演習のようなものをすることに。
急な呼びかけにもかかわらず、5人が集まってくれた。
フェスティバルの会場は複数の巨大テント。ただ開催前なのでエアコンがきいておらず、中は蒸し風呂のよう。それでも黒いアバヤを着なければいけないのは本当に辛い。ただ、アバヤの下にはタンクトップとハーフパンツという何とも楽ちんな格好をしていたわけだけど(この暑いのにジーンズとか履けないよー)、今日ばかりは下に水着を着ておけばよかった、、、と思ったくらい暑かった。背中から胸から、汗が流れ落ちていくのを感じる。
ダンボールでオートマタをつくる。
外国人でイスラム教徒でない私は頭にスカーフを巻かなくてもいいけど、こちらの女性はみなアバヤ+スカーフ。みんなはきっとエアコンが効いているものと思って足を運んでくれたのだろうに、この暑さに申し訳ない。
でもそんなの忘れちゃうほど、みんな熱心に自分のオートマタをつくっていた。
私たちのワークショップはみんなで同じように同じものをつくるのではなくて、枠組みだけ与えてあとは自分の好きなようにデザインしてつくっていく、というスタイル。だから最初にみんな「あ、こうしたい」というアイデアがあり、それをするにはどうしたらいいのかと考えて、試して、失敗して、、、をくり返して、ようやく自分の作品につくりあげていく。みんな驚くほどすぐに没頭して、熱心に取り組んでくれていた。
ここに来て本当によかったと思ったのはあるファシリテーターがこう言ったこと:
「手で考えるということを、長い間忘れていたし、してこなかった」
サウジアラビアで私たちのワークショップや tinkering はどう受け入れられるのだろう。このファシリテーター達を見てたら、少し光が見えた気がした。
明け方ホテルからの景色。砂と湿気で目の前が海なのに、すべてがかすんで見える。
サウジアラビア2日目:
この日も国全体が皇太子の死去のために喪に服しており、予定されていたサイエンスフェスティバルは開催されず。仕方ないので同僚と11時にロビーに集合し、ワークショップの買い物に。ファンと、延長コードと、こまごまとした文房具品など。
ここ Al Khobar の街は、マクドナルド、スターバックスをはじめ、大概のアメリカで見るチェーン店が揃っている。IKEAもあったし。大きなショッピングモールがいくつもあり、サウジの人々の最大のレジャーはショッピングというのもうなずける。
午後になって、がらんとした空っぽのフェスティバル会場へ。
開催が延期になったけれど、せっかくの1日をムダにしたくないために急遽、現地のファシリテーター達を招集して少しだけワークショップの予行演習のようなものをすることに。
急な呼びかけにもかかわらず、5人が集まってくれた。
フェスティバルの会場は複数の巨大テント。ただ開催前なのでエアコンがきいておらず、中は蒸し風呂のよう。それでも黒いアバヤを着なければいけないのは本当に辛い。ただ、アバヤの下にはタンクトップとハーフパンツという何とも楽ちんな格好をしていたわけだけど(この暑いのにジーンズとか履けないよー)、今日ばかりは下に水着を着ておけばよかった、、、と思ったくらい暑かった。背中から胸から、汗が流れ落ちていくのを感じる。
ダンボールでオートマタをつくる。
外国人でイスラム教徒でない私は頭にスカーフを巻かなくてもいいけど、こちらの女性はみなアバヤ+スカーフ。みんなはきっとエアコンが効いているものと思って足を運んでくれたのだろうに、この暑さに申し訳ない。
でもそんなの忘れちゃうほど、みんな熱心に自分のオートマタをつくっていた。
私たちのワークショップはみんなで同じように同じものをつくるのではなくて、枠組みだけ与えてあとは自分の好きなようにデザインしてつくっていく、というスタイル。だから最初にみんな「あ、こうしたい」というアイデアがあり、それをするにはどうしたらいいのかと考えて、試して、失敗して、、、をくり返して、ようやく自分の作品につくりあげていく。みんな驚くほどすぐに没頭して、熱心に取り組んでくれていた。
ここに来て本当によかったと思ったのはあるファシリテーターがこう言ったこと:
「手で考えるということを、長い間忘れていたし、してこなかった」
サウジアラビアで私たちのワークショップや tinkering はどう受け入れられるのだろう。このファシリテーター達を見てたら、少し光が見えた気がした。