【5歳11ヶ月】
息子は一年中ことあるごとにサンタさんにお願いをしてきた。
欲しいおもちゃを見かけるごとに、
(例えばレゴで出来ている大型船とかのおもちゃ)
「サンタさん、これが僕の欲しいものです。」
「もう組み立ててあるやつで、
水に入れても沈まないやつがいいです」
でも翌日などに違うおもちゃを見かけると、
「サンタさん、昨日言ったやつじゃなくて、
やっぱりこれが僕が欲しいものです。」
と言い直す、、、というのを一年中、何十回と繰り返してきた。
時々、変なお願い事もしていた。
「サンタさん、みんなが歳をとらない薬がほしいです。
ママやパパが、ヨボヨボにならない道具がほしいです。」
「サンタさん、僕は猫が欲しいです。
子猫と、それとママが猫アレルギーだから、
ママが猫を触れるように手袋もお願いします。」
とか、とか。
息子のサンタさんへのお願いのつぶやきは、
ビデオに撮っておきたいぐらいかわいかった、笑。
そして待ちに待ったクリスマス。
5歳にもなると、本当にクリスマスが楽しみみたい。
去年とは違って今年はばっちりサンタさんがくるのを意識している。
「ぜったい寝ないで起きてる!」
「僕音が聞こえたらそっとリビングルームまで見に行く!」
と大張り切り。
夜は家族3人で「天空の城ラピュタ」を観た。
いちごのクリスマスケーキも食べた。
映画を見だしたのが9時過ぎだったから、
いつもなら2時間ものの映画だったら絶対に寝てしまうのに、
宮崎映画の面白さも手伝って今回は最後まで起きて見ていられた。
(ちなみにラピュタ、久々に見てこれが30年以上前の作品ということに驚愕。
今でもちっとも色褪せない。日本の宝。
これを見て育ってきた日本文化をこういう時ばかりは誇りに思う。)
映画が終わっても「今日は寝ないー!」と大張り切りなのを、
「サンタさんはおうちに電気がついてたら来ないんだよ。
寝たふりでもいいから電気を消してお布団に入っていないと。」
と言うとすんなり寝る準備。
ベッドに入ったら1分で就寝(よっぽど気が張ってたのか)。
私たちが用意したプレゼントは、
息子がなんどもお願いしていた大型戦艦で、
飛行機が甲板に着陸できるようなでかいやつ。
2500ピースもブロックがあるから、
もちろん息子の年齢ではつくれない。
どうせパパママが交代で説明書を見ながらつくるんだろう。
翌日、昨日寝たのがだいぶ遅かったというのに、
朝7時にはちゃんと目が覚めて、
起きるなりリビングルームまですっ飛んで見に行った息子。
私たちのいるベッドルームまでまたかけ戻ってきて、
「あったっっ!あったよ!プレゼントがツリーの下に!!!!」
大興奮なのだ。
喜びで体が震えていた。
5歳のクリスマス、そんなに嬉しいもんなんだね〜。
ラッピングペーパーをはがして中身が見えた時には狂喜乱舞だった。
欲しかったものがもらえて嬉しかったみたい。
よかった。
2020年のクリスマス。
家族だけでとっても地味に過ごしたけれど、
覚えておきたいクリスマスであった。
仕事も休みにして、
やっと休みって感じだ。
年末まで静かに過ごしたい。