■無事おわり!
合宿は無事終わりました。本をつくる過程ってすごい。
普通は章立てしたら章ごとに著者を振り分けて、それぞれが書いたものを最後に寄せ集めて1冊にしてしまうっていうのが一般的なやり方なのかもしれないけれど、このプロジェクトではそうじゃなかった。むしろこの2日間が本になれば面白いのに、と思ってしまった。
■すごい小学生
2日目には、関わってもらった子ども達も呼んでヒアリング。
「僕なんか学校の成績は2ばっかり並んでる。それでも、自分の前の成績と比べたら、上がってる。クラスの順位から見たら僕はすっごく下の方なんだけど、僕の中では、前より上がってるからよしとするの。他人と比べるんじゃなくて、"前の自分"と比べてどーだったか、ってこと。でもクラスのやつらはすごいネガ(←ネガティブの意味)。いっっつも他と比べてどうだったか、ってことばかり気にしてる。」
いやぁ、これ小学校5年生の男の子のセリフです。
教えられました。ほんとに。
■雑談がたのしい
印象に残っているのは、ある大学の先生との昼食時の雑談。
20代の頃は探検家になりたくて、さまざまな山岳地帯を歩いてたそう。
その先生がオランダでトラックを買って、アフガニスタンのカブールまで運転して行った話。仲間とトラックの中で生活しながら頻繁に起こるオンボロ車の故障をどう乗り越えながら大陸をドライブしていったか、という話にはずっと笑いっぱなし。
「その頃の3年間はやっぱり自分の人生の中でも異色でね。
大学卒業して、3~4年そんなことをしてたもんだから、いつも人に話せなかったね。
"何されてたんですか"って聞かれても、けっこうごまかしてその期間には触れなかったりね。
で、自分は"情報デザイン"ていう分野を選んで、なんか人生間違っちゃったなぁとオレはずーっと思ってたんだけど、
最近ようやく20代のあの数年間と自分が今やってることが結びつけられるようになってね。
あぁ、やっぱりオレはいろんなことをしてきたけれど、全部つながってたんだ、
これでよかったんだと思えるようになった。」
いえ、素敵だと思います。
異分野と異分野を自分の中でクロスさせて意味付けしていく作業はしんどいものね、と自分に重ね合わせてみたり。ぶっとんだ話をたくさん聞いても「これ50分の1ぐらい。」(え!?まだあと49もあるって?)探検と情報デザインがどう結びつくのかという話までには及ばなく、「それ話そうとすると午後いっぱいかかっちゃう。(この時点ですでに昼食休憩終了5分前)」…そうか、また今度聞かせてもらいたいなぁ。
■3月の雪
合宿を終え、東京方面の先生方を送り出したのは2日目の夜8時。
先生方や学生ボランティアを見送って、センターの後片付けをしていると外は雪。
ハラハラと舞い落ちてくる雪がきれいでした。
京都の桜はもう少し先。
合宿は無事終わりました。本をつくる過程ってすごい。
普通は章立てしたら章ごとに著者を振り分けて、それぞれが書いたものを最後に寄せ集めて1冊にしてしまうっていうのが一般的なやり方なのかもしれないけれど、このプロジェクトではそうじゃなかった。むしろこの2日間が本になれば面白いのに、と思ってしまった。
■すごい小学生
2日目には、関わってもらった子ども達も呼んでヒアリング。
「僕なんか学校の成績は2ばっかり並んでる。それでも、自分の前の成績と比べたら、上がってる。クラスの順位から見たら僕はすっごく下の方なんだけど、僕の中では、前より上がってるからよしとするの。他人と比べるんじゃなくて、"前の自分"と比べてどーだったか、ってこと。でもクラスのやつらはすごいネガ(←ネガティブの意味)。いっっつも他と比べてどうだったか、ってことばかり気にしてる。」
いやぁ、これ小学校5年生の男の子のセリフです。
教えられました。ほんとに。
■雑談がたのしい
印象に残っているのは、ある大学の先生との昼食時の雑談。
20代の頃は探検家になりたくて、さまざまな山岳地帯を歩いてたそう。
その先生がオランダでトラックを買って、アフガニスタンのカブールまで運転して行った話。仲間とトラックの中で生活しながら頻繁に起こるオンボロ車の故障をどう乗り越えながら大陸をドライブしていったか、という話にはずっと笑いっぱなし。
「その頃の3年間はやっぱり自分の人生の中でも異色でね。
大学卒業して、3~4年そんなことをしてたもんだから、いつも人に話せなかったね。
"何されてたんですか"って聞かれても、けっこうごまかしてその期間には触れなかったりね。
で、自分は"情報デザイン"ていう分野を選んで、なんか人生間違っちゃったなぁとオレはずーっと思ってたんだけど、
最近ようやく20代のあの数年間と自分が今やってることが結びつけられるようになってね。
あぁ、やっぱりオレはいろんなことをしてきたけれど、全部つながってたんだ、
これでよかったんだと思えるようになった。」
いえ、素敵だと思います。
異分野と異分野を自分の中でクロスさせて意味付けしていく作業はしんどいものね、と自分に重ね合わせてみたり。ぶっとんだ話をたくさん聞いても「これ50分の1ぐらい。」(え!?まだあと49もあるって?)探検と情報デザインがどう結びつくのかという話までには及ばなく、「それ話そうとすると午後いっぱいかかっちゃう。(この時点ですでに昼食休憩終了5分前)」…そうか、また今度聞かせてもらいたいなぁ。
■3月の雪
合宿を終え、東京方面の先生方を送り出したのは2日目の夜8時。
先生方や学生ボランティアを見送って、センターの後片付けをしていると外は雪。
ハラハラと舞い落ちてくる雪がきれいでした。
京都の桜はもう少し先。