仕事ではものづくりスペースのファシリテーターもしているのだけど、簡単な挨拶に始まってこども達への声かけ、説明の仕方、ものづくりのサポートなど、いわゆるファシリテーション全般は英語で覚えたことのほうが多いと思う。そしてつくづく思うのだけど、英語で覚えたことは英語でしかできないものなのだなぁと実感する。
というのも、最近何回か職場のワークショップで日本人のこども達に接する機会があったのに、うまく日本語でのファシリテーションができなかったのだ。
たぶん、私がワークショップスペースにいる時は思考回路が完全に英語脳になっていて、そう簡単に日本語脳へとスイッチを切り替えることができないんだろう。今日も、日本人の女の子を前にしてせっかくだから日本語でファシリテーションしようと思うのに、
こ
ん にちはー
紙の 上に
電 気の 回 路? を
つ くって い ま
す 。
こんないい方で分かるか!!!っていうぐらい日本語がぎこちなかった。。
そして代わりに頭の中では英語がドドドーッと駆け抜けている。Hi there! We are making paper circuits today. Here is some examples, so, we use copper tape, a battery, and these tiny LEDs... 口をついて出そうになる so, とか、actually, とか、okay, とか言いたいのをこらえて、ひと呼吸おいて、頭の中で「に・ほ・ん・ごー!」と自分に言い聞かせる。
そもそも copper tape って日本語でなんていう?
銅テープ ??? そんなんで通じる????
と、はたと困って止まってしまう。
「・・・(しーーーーん)」
日本語でなんと言うのか知らないという単語レベルの話だけでなく、もうなんというか全体的に日本語と英語はテンポが違うと痛感する。例えていうなら、それまでレオタードでフラッシュダンス並みのダンスをしてたのに、いきなり「はい、盆踊り!」って言われて着物着せられてスローダウンさせられる感じ。ほんとよ。英語から日本語へギアチェンジするのは大変。というか、英語と日本語の波長はそれぐらい違いすぎてる。
でもひとたび観念し、バチッとギアチェンジをして「いつもの日本人のわたし」に戻るとカタカナは連発するものの落ち着いて日本語で話すことができるんだけどね。でもその無理矢理にギアチェンジして言語をスイッチする感覚っておもしろい。2カ国語、3カ国語を話す人ってみんなこんな感覚なのかなぁ???少なくとも私はアメリカに来て日常的に英語を話すようになってから初めて味わった感覚。
あ、こんなこと書くと、さも英語ぺらぺらのように聞こえるから危険だね。正直に書いておくけれど、ネイティブの同僚からしたら私の英語はいまだに聞き取りにくくて、アクセントが強くて、いつも何度となく言い直さなければならなかったり伝わらなかったりすることもあるよ。
まったく「英語脳が、云々・・」と書いてるけど、実際のところいったい私は何語をしゃべってるのかと思うよね。ともかく、英語で覚えたことは英語回路にしか定着してないっていうのは、なんとも不思議な感覚。
PS. 写真はどちらも最近のワークショップでの私。本文と直接関係はないです。
というのも、最近何回か職場のワークショップで日本人のこども達に接する機会があったのに、うまく日本語でのファシリテーションができなかったのだ。
たぶん、私がワークショップスペースにいる時は思考回路が完全に英語脳になっていて、そう簡単に日本語脳へとスイッチを切り替えることができないんだろう。今日も、日本人の女の子を前にしてせっかくだから日本語でファシリテーションしようと思うのに、
こ
ん にちはー
紙の 上に
電 気の 回 路? を
つ くって い ま
す 。
こんないい方で分かるか!!!っていうぐらい日本語がぎこちなかった。。
そして代わりに頭の中では英語がドドドーッと駆け抜けている。Hi there! We are making paper circuits today. Here is some examples, so, we use copper tape, a battery, and these tiny LEDs... 口をついて出そうになる so, とか、actually, とか、okay, とか言いたいのをこらえて、ひと呼吸おいて、頭の中で「に・ほ・ん・ごー!」と自分に言い聞かせる。
そもそも copper tape って日本語でなんていう?
銅テープ ??? そんなんで通じる????
と、はたと困って止まってしまう。
「・・・(しーーーーん)」
日本語でなんと言うのか知らないという単語レベルの話だけでなく、もうなんというか全体的に日本語と英語はテンポが違うと痛感する。例えていうなら、それまでレオタードでフラッシュダンス並みのダンスをしてたのに、いきなり「はい、盆踊り!」って言われて着物着せられてスローダウンさせられる感じ。ほんとよ。英語から日本語へギアチェンジするのは大変。というか、英語と日本語の波長はそれぐらい違いすぎてる。
でもひとたび観念し、バチッとギアチェンジをして「いつもの日本人のわたし」に戻るとカタカナは連発するものの落ち着いて日本語で話すことができるんだけどね。でもその無理矢理にギアチェンジして言語をスイッチする感覚っておもしろい。2カ国語、3カ国語を話す人ってみんなこんな感覚なのかなぁ???少なくとも私はアメリカに来て日常的に英語を話すようになってから初めて味わった感覚。
あ、こんなこと書くと、さも英語ぺらぺらのように聞こえるから危険だね。正直に書いておくけれど、ネイティブの同僚からしたら私の英語はいまだに聞き取りにくくて、アクセントが強くて、いつも何度となく言い直さなければならなかったり伝わらなかったりすることもあるよ。
まったく「英語脳が、云々・・」と書いてるけど、実際のところいったい私は何語をしゃべってるのかと思うよね。ともかく、英語で覚えたことは英語回路にしか定着してないっていうのは、なんとも不思議な感覚。
PS. 写真はどちらも最近のワークショップでの私。本文と直接関係はないです。