ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

やっぱり近い

2011-06-15 22:17:43 | Weblog
昨晩は、あまりにも自宅の居心地がいいので、
やっぱり、上海に行きたくないかなあ~、と思った。

今朝起きて、ああ、いつもの出不精な気分だ、と思い、
午後、いろいろと書類を揃えているうちに、
やっぱり上海に行くか、と少し気分がパリッとしてきた。

かれこれ35年も住んでいて、
ローンの一部は自分で払い、リフォームまでした家だから、
飽きたとはいえ、やはりものすごく愛着がある。

今度、上海に行くとなると、
むかし留学した1年間よりも長いことになるだろう。
留学から帰ってきた夜、
久しぶりに自分の布団で寝たとき、
本当に本当に久しぶりに熟睡して目が覚めたときのことを思い出した。

今度は、寮に入るわけではなくて、
自分で借りる家だから、1人部屋だし、
留学中のように、ルームメイトが酒盛りをやっていてうるさい、
というようなことはないだろう。
うるさかったとしても、扉一枚は外の話になる。

どんな感じなんだろうなあ。
きっと、田舎を出て働いている人って、
いまの私と同じような気持ちなんだろうなあ。
同じ日本でも、こんなふうな気持ちを、
ずっと前から体験している人がいるんだよな。
田舎に帰るまで、半日以上かかる人たちは、
この家と上海の距離とたいして変わらない。

そんなもんか。やっぱり近いな。