ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

見た目重視

2012-07-28 14:24:10 | Weblog
昨日は、会社で歓送迎会があり、
「ちょっといい=内装がケバケバしい」レストランに、
連れて行ってもらった。

宴会は中国のノリで進み、
大学卒業したばかりで、上海に働きに来ている20代の女性が、
「お父さん、お母さんと離れて暮らしてるから、上海はさびしい」と泣き出してしまったり、
サークルの新歓コンパのような、新人いじりがあったりと、
なんだかノリが若くて、疲れた。

食べ物は、まあまあ美味しかったけれど、内装と同じように、
基本的には見た目重視路線だったので、まあ・・・。
でも、もうちょっと違う見た目で攻めて来てほしかった。



牛の頭が半分。
どうやら頬から首にかけての肉、軟骨をしゃぶり、そして目玉を食べるらしい。

これが出て来たときには、気持ち悪くて、食欲が一気に減退した。
しかし、さっきまで「さびしいの~」と泣いていた女子が、
「これ、美味しい!」と目を輝かせながら肉をほじっていたので、よかったと思う。

あまりにドン引きな日本人を見た上海人の同僚が、
「もう十分見たから、肉だけ小さなお皿に取り分けて!」
とお店の人に言ってくれて、助かった。

でも一度減退した食欲は、そうそう戻らない。

一番気に入ったのは哈蜜瓜(ハミグワ)のジュース。
たぶん100パーセントだったんだと思う。
「おいしい! 本物の味がする!」と喜んでいたら、
同僚がたくさんキープしてくれた。



ビールは乾杯用。
中国人が美味しいと言って飲んでいたトウモロコシジュースは、
グラスにつがれたのに温かくて、なんだかも~な~、という気分になり、
途中で飲むのをあきらめた。

ああ、哈蜜瓜を食べに、ウイグルに行きたいなあ。

宴会が終わり、道を歩いていたら、道路に寝ている人がいた。



上海にはいろいろな顔がある。