ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ライブ

2012-07-30 00:56:00 | Weblog
昼間、引越の準備をして、
夜は友人に誘ってもらって、アニソンのライブへ。

May'nさんの上海ライブ。
すごくハイテンションなオタクがたくさん。



でも、初音ミクのときほどダフ屋は出ていなかった。

親衛隊と見られるオレンジ色の人たちが、うまいぐあいにファンを仕切って行く。



これがなかなか手際がよくて、すばらしかった。

最近のアニソンはまったくわからないので、
なんとなく聞いたことがある曲が3曲あったのみ。
何の主題歌なのかもわからない。

でも、すごくパワフルで、歌いきるし、踊りきるし、
観客へのサービス精神も旺盛で、ライブはすごくよかった。

それでも、やっぱり好きかどうか、興味があるかどうかというと、
まったくグッとこなかった。

もし、これが、私がアニメを見ていた頃だったらどうだっただろう。
小学生時代だったら、もしかしたら好きだったかもしれない。
ただし、そのアニメ自体が好きかどうかで左右されただろう。

中学生時代だったら、レベッカが好きだったから、たぶん違うような気がする。
でも、レベッカとの違いは何だろう。

いま、まだ音楽業界にお金があったら、
もしかしたらレベッカぐらいにまで、バンドとして作り上げたのだろうか。
と思って、帰ってからYouTubeでレベッカの昔の映像を見まくっている。

そのうちに、一番の違いは歌詞の詩的な要素にあって、次はオタク性なんだろうな、と思った。
私が中学生のころは、反抗する対象がはっきりしていた。
それは親だったし、学校の先生だった。「こうあるべき」があって、それに反抗できた。
そして、反抗しても、ゆるされた。

いまは、個性を大切にされすぎるから、反抗もできない。
それは、一人っ子で大切にされすぎてる中国人の一人っ子世代にも通じる何かがある。

レベッカが全盛のころに、親にどれだけ反対されても、
ライブに行くべきだったと、いまさらながらに後悔する。