復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

上山の奇習:カセドリ2016

2016年02月12日 12時39分07秒 | 祭り・イベント


今年の参加人数は33名のアナウンス。

全員寒い寒いの連呼でした。(ごもっとも!)

いくら暖冬で雪が少ないとはいえ、まだまだ2月の上旬は厳寒期ですから。



見学場所は午後2時から、いつもの葉山温泉街。
坂道をゲンダイ被ったカセドリが上がってきました。



待ち構えるのは大量の冷水が入ったバケツ。
カセドリがお気の毒。
今年は仲居さん全員がおそろいの加勢鳥ジャージを着ていた。
   



まずは、縁起物のタオル巻きから
このへんまではまだ冷静に進行中。




お囃子に合わせて踊りだしたな~と思う間もなく。




直ぐに水掛が始った。
祝い水というよりは、そのまま水のぶっ掛けです。




カセドリも黙って掛けられっ放しではいません。
体を左右に振って滴を飛ばしてくる。




こちらにも水が飛んできた。




掛ける方もびしょびしょになって、いつも以上に本気の水掛になている。




バケツまで放り投げて!




もうバトルですな。





やっと終わった。
転がったバケツと散乱したワラの残骸が戦い?の激しさを物語る。




「冷て~!」




次の場所に移動。
ゲンダイから水が滴り落ち、後ろ姿が辛そう?




次の旅館では落ち着いた雰囲気でカセドリダンスが始る。
(さっきが派手すぎ)





真っ赤になった腕が硬直している?




ちなみに、ゲンダイに赤いリボンを結んであるのが女性。




また次の旅館に移動していくカセドリ。
葉山温泉街の後、消防署や警察署、ヤマザワ方面まで移動するようですから、まだまだ拷問?は続くのでした。




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