復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

安達太良山

2008年09月14日 08時42分21秒 | 登山
福島県二本松市からアクセスし奥岳登山口から登る安達太良山1699.6m

地元名は乳首山とかおっぱい山と呼ぶらしい。
理由は上や下の写真で想像して下さい。


コースはあだたら高原スキー場~ゴンドラ利用~薬師岳~安達太良山山頂~牛の背
~沼ノ平火口前~鉄山方向へチョコット~戻って峯の辻に下山~くろがね小屋
~あだたら高原スキー場

いつものコースはこの逆で、ゴンドラ営業時間より早朝から登り始めて
五葉松平を歩きで下ってくるが、到着時間が八時頃と遅くなり
午後から雨模様の天気予報だったため、時間短縮を考え少し待って
八時半運行開始のゴンドラに乗り楽チンコースをとる。





スキー場の入り口が奥岳登山口


始発時間には大勢の登山者が並ぶ。
もちろんほとんど中高年世代、と言うより高年世代が多い。
アクセスが比較的楽で首都圏からの県外ナンバーが目だつ。
山頂駅前に皇太子同妃両殿下行啓記念碑。


登山道はしばらくは緩い登りで木道が続く。
登山道沿いにハクサンシャクナゲやレンゲツツジの木が多く、花の盛りの時期が
楽しみな場所。


今の時期の花はリンドウとかアキノキリンソウが中心的。
色んな種類の実が色付いている。


もちろん紅葉はまだまだ先。
特別気の早いほんの一部の色付いた葉っぱ。
これが今現在の全体の姿ではありません。
ただ安達太良山も紅葉が綺麗で手軽にアクセスでき楽しめる山。


登りの途中から見る安達太良山山頂方向。


振り返って見るゴンドラ山頂駅方向。
ぞくぞくと登山者が登ってくる。


目の前に乳首が見えてきた。


山頂周辺はなだらかな広場になっていて、視界が悪いと下山時に
コースを見失いやすい。
振り返ると(登りでも同じ)登山道を示す目玉マークがいくつも繋がりコースを
示している。


山頂周辺のパノラマ
なだらかな稜線が続く、右奥に鉄山。


山頂前の広場に到着。
すでに大勢の登山者。
東京の大学から来たという山岳部の学生がいた。


山頂は後ろの岩山のてっぺん。
元気の良い学生が走って登っていく。
(すでに自分から無くなってしまった若さが羨ましく思う)


安達太良山山頂
山頂には時代に取り残された、過去に思い上がった日本の八紘一宇の文字が。


山頂からのパノラマ(鉄山方向)


山頂を後にして牛の背を進み鉄山方向に向かう。
振り返って見る安達太良山頂と山頂アップ。


沼ノ平火口
火山ですから有毒ガスが噴出していて、たしか立入り禁止のはず。
過去にガスを吸って死亡事故が起きてます。


沼ノ平を中心に安達太良山方向から鉄山方向の180度パノラマ


くろがね小屋が真下に見える場所まで牛の背を鉄山方向に進入。
正面が鉄山。安達太良山より10m高い。
往復して一時間ほど掛かるし、午後は雨予報のためここで撤退。
戻って峯の辻に下りくろがね小屋に下山します。


くろがね小屋方向


小屋アップ
くろがね小屋の上部には岳温泉の源泉がありパイプで送湯している。


峯の辻分岐到着、正面に安達太良山。


きのこが生える時期になったんだなー




くろがね小屋が見えてきた。
ここの小屋で源泉掛け流しの天然温泉に入れる。温泉だけ利用400円。


少し下って、見上げるくろがね小屋。
小屋上部は岳温泉の源泉地。
ここも有毒ガスが発生していて源泉地は立入り禁止。
後方稜線はさきほど歩いた牛の背稜線。


くろがね小屋からの下山はこんな林道歩きでスキー場まで。
今回は近道となる旧道は通らず、馬車道と呼ぶ林道でスキー場まで下山。
林道(馬車道)は岳温泉源泉までの管理用通路としてジープが登ってくる。


林道沿いにある金明水神とコンクリートに覆われた送湯管
昔使用していた丸太をくり抜いた送湯管も置いてあった。


スキー場の下山口に到着
安達太良山登山の終了。


下山口を反対に見ると登山口
12時前に到着でゴンドラ乗ったのが8時半過ぎですから、約3時間20分の行程。
ゴンドラ利用はやっぱり早い。雨も1時過ぎに降ってきて濡れずにすんだ。


移動距離はゴンドラも含め約11㎞でした。


帰りはもちろん、さんざん源泉の匂いを嗅がされた岳温泉。
日帰り利用できる岳の湯300円に入る。
スキー場の目の前に奥岳温泉もあるが800円と高く入る気なし。
岳温泉には国民保養センターもあるが500円で、岳の湯が一番安いみたい。
長い距離を送湯しても熱めの温泉で、湯の花の多い良い湯でした。


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