復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

吾妻連邦・一切経山が噴火?

2008年11月13日 21時31分11秒 | くらし
山形県と福島県をまたぐ吾妻連邦の一切経山。
晴渡った福島市内から見ると一切経山の浄土平付近から噴煙らしきものが
上空高く噴出していました。
一切経山は通常でも数十m程度噴気を噴出している活火山ですから、
これは噴火でもしたかと、早速地元新聞の福島民友新聞を見てみました。
昨日の一面などにデカデカ載ってました。

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吾妻連峰の一切経山(1、949メートル)の南東斜面にある大穴火口(福島市)付近で11日、通常を大幅に上回る高さ300メートル付近まで噴気が吹き上がっているのを、福島地方気象台が確認した。気象台は、火山性微動などの観測データに火山活動の活発化を示す変化は見られないとしている。

 福島地方気象台によると、同日午前11時すぎ、大穴火口から南東に約2キロ離れた浄土平ビジターセンター(福島市)から「いつもと違う所から白煙が上がっている」と通報があった。

 同気象台と仙台管区気象台が同日午後、現地で調査し、日常的に蒸気が出ている場所の北東約50メートルの地点から噴気が上がっているのを確認した。大穴火口では通常も高さ30―100メートルまで噴気が上がっているが、300メートル以上の噴気が確認されたのは1983年以来という。


 福島地方気象台の計器観測では、ガスやマグマが地表近くにまで上昇したときに発生する火山性微動や地表の膨らみ、地表温度の上昇などは見られない。同気象台防災業務課は「地下水の流れが変わり、地熱の高い部分で蒸発している可能性がある」と話している
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だそうです。


一昨日の11日に噴気が上がったようですが、昨日は一日中曇りで山頂は見えず
平地から確認できたのは今日が初めて。
こうして見ると、地球って生きてるんだと実感した日でした。
ちなみに、噴気が上がるくらいですから、土湯峠からの吾妻山の中腹は色んな
温泉が数多くある温泉天国な場所です。





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