鍼灸治療の途中で新宿御苑に寄ってみました。デング熱で中に入れない期間もあり久しぶりの訪問ですいつもの千駄ヶ谷門から入りました。入り口には大きなイチョウの木が黄色く色づいていました。
環境省のHPによると「新宿御苑の敷地は、天正18年(1590)に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷の一部です。東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保に及ぶ広大な土地で、のちの甲州街道や青梅街道になる江戸から西にのびる街道と、鎌倉街道が交差する要所であったことから、この一帯の警護など軍事的な目的で家康が信頼できる家臣に与えたとされています。内藤氏7代清枚は元禄4年(1691)に三万三千石の信州高遠城主となりました。内藤家の屋敷地はその石高に比べてあまりにも過分であったため、その後かなりの部分を幕府に返上しましたが、明治5年にはまだ十万坪以上が残されていました。新宿御苑は、この内藤家の九万五千坪余と、当時すでに私有地化していたものの、もとは内藤家の屋敷地であった隣接地を合わせた十七万八千坪(58.3ha)の土地に誕生することとなりました。」とかかれていました。
。入ったところに十月桜がまだ咲いていました。いつものように下の池からめぐっていきました。平日の午後でしたが結構人がいました。楓が綺麗に色付いています。いつものビューポイントです。中の池からの風景です。鴨さんがたくさん泳いでいました。逆光の中でもきれいに撮れました。これもいつもの旧御涼亭です。旧御涼亭は、昭和天皇が皇太子であったときに、そのご成婚記念に台湾在住の日本人が送ったものです。ですので中国建築の建物となっています。大正12年(1923年)に着工、そして昭和2年(1927年)に完成したものです。高台に造られているので、新宿御苑の一番いい眺めを見ることができる場所だそうです。
。。水に映る風景が絶品です。
一番奥の上の池の日本庭園です。
新宿門の方に向かうと山奥の池の風景のような場所に出合います。突然現れた黄色の塊というようなイチョウでした。水仙と楓、咲き残っていた木瓜の赤い花
イチョウの葉の絨毯
雑多の葉っぱの絨毯もなかなかでした。
最後は玉藻池、ここの日本庭園は、安永元年(1772)に玉川上水の余水を利用して完成した内藤家の庭園『玉川園』の一部だそうです。鴨や水鳥が泳いでいました。最後は近くの大木戸門から出て曙橋の鍼灸治療院まで歩いていきました。いつも休憩所にいるネコさんには出会ませんでした。