宿は阿波座のスーパーホテルなので、河内山本の帰りに難波で降りて法善寺に寄ってみました。地下鉄のなんば駅の14番出口を出たところですぐに参道と書かれたところに出ました。何度も来ていますが、初めてです。突き当りが法善寺です。午後4時過ぎでしたが、結構参拝客がいました。こちらは金毘羅さんです。3年前はここに拝殿がありましたが、撤去されてしまいました。それと、ここには野良猫さんがたくさんいましたが、今回は見当たりませんでした。ネコを捨てるなという看板も出ていたので、処分されてしまったのでしょうか。
水掛不動さんは相変わらず苔むしています。最初に見たときはびっくりしましたが、もう5回目になるので、見慣れました。通り抜けたところに墓標がありました。ここを左手に曲がり、もう一度左手に曲がると法善寺横丁です。
大阪観光情報によると「東西両端にある門にそれぞれ掲げられた「法善寺横丁」の文字は、西は藤山寛美、東は3代目桂春団治によるもの。長さ80m、幅3mの2本の路地が東西に伸びる横丁内には、老舗の割烹やバー、お好み焼き、串カツ店などがずらり、風情ある石畳に行き交う足音がコツコツと鳴り響く。もともとこの地は浄土宗天龍山法善寺の境内で、参拝客相手の露店がいつしか横丁に発展したもの。太平洋戦争の空襲で寺も横丁も焼失したが、戦後、盛り場として復活。織田作之助の小説「夫婦善哉」の舞台として知られ、歌謡曲「月の法善寺横丁」にも歌われた。戦火をくぐり抜けた不動尊は、願いを込める人たちがかけた水で、全身に緑の苔がびっしり。旧中座の2回にわたる火災を乗り越え、復活を遂げた法善寺横丁は、かつての風情を残しつつ、浪速の人情も守りつつ、今も活気溢れる街だ。」と書かれていました。中ほどに月の法善寺横丁の歌碑があります。戎橋と道頓堀川を見て宿に向かいました。駅に向かうときこんな横丁を発見しました。