東京タワーの下にある施設を2か月に一度訪問しています。いつも品管の方と亀戸から同行するのですが、今回は別々に行って現地で落ち合うことにしてもらいました。少し早目に出て、神谷町駅の近くにある西久保八幡神社を散策してみました。普段桜田通りから見ていて急な階段なので躊躇っていましたが、少し時間があったので思い切って登ってみました。
カテゴリーを訪問地周辺散策と思っていましたが、江戸名所図会にもあったので江戸名所図会めぐりにしました。
★ランドマーク西久保八幡神社:西久保八幡神社は、源頼信の祈願により寛弘年中(1004-1012)霞ヶ関に創建、太田道灌の江戸城築城に際して当地へ遷座、関ヶ原の戦での戦勝と安全を祈願し、その報賽として寛永11年(1634)社殿が造営されたといいます。明治5年郷社に列格しました。当地からは貝塚が発掘されており、西久保八幡貝塚として東京都文化財になっています。
古地図=切絵図
江戸名所図会には「西窪八幡宮 同所天徳寺裏門より、南の方三町ほど、飯倉町一丁目にあり。別当は天台宗にして、東叡山の末、八幡山普門院と号す。西窪の鎮守にして、旅所は小山にあり。相伝ふ、当社八幡宮は、寛弘年間の鎮座なりといへり。慶長五年、関ヶ原御一戦のとき、崇源院殿より、その軍御勝利と御安全との御願書をこめられ、別当終円、御祈祷修行す。はたして、その奇特ありければ、寛永一一年甲戊(一六三四)二月、つひに宮社御建立ありしといへり。祭礼は毎歳八月十五日なり。」と紹介されています。社殿です。後ろに見える屋根は霊友会のようです。
登って来た階段を振りかって見ると下が桜田通り、ビルの間から見えるのが芝高校です。
境内社として
稲荷神社、
人麿社
庚申社がありました。
いろいろな狛犬がありました。
石燈籠や水鉢も年代が感じられます。青年団が檜の苗を180株寄付したようです。
訪問施設は東京タワーの元の所にあります。
施設の駐車場のところにミツマタが咲いていました。