芝大神宮から増上寺に向かいました。
山門です。
三解脱門
増上寺はあまり広いので、江戸名所図会は4部作になっています。
全体図を描いた錦絵がありました。
一流斎広重 東都名所 芝神明増上寺全図 です。表門から山門、本堂までよくわかります。
★ランドマーク増上寺:増上寺の創建年代等は不詳ですが、宗容大僧都が真言宗光明寺と称して建立、麹町貝塚にあったということです。明徳4年(1393年)に、聖冏上人の教化を受けた酉譽上人聖聡(千葉氏胤の子。母は新田左中将義貞の娘。永享12年寂、後に浄土宗第八祖)が真言宗光明寺を浄土宗に改め、三縁山増上寺と改号して開山したということです。日比谷へ移転を経て、慶長3年(1598)当地へ移転、江戸時代には寛永寺と共に徳川将軍家の菩提所となり、寺領10745石の御朱印状を拝領、関東十八檀林の筆頭として隆盛しました。
大晦日の鐘の音として毎年のようにTVで放映されるところです。
増上寺大殿です。
境内の紅葉が進んでいます。
振り返って三解脱門を見ています。
境内にある熊野神社です。
手水場の八咫烏です。
熊野神社拝殿
★安国殿:恵心僧都の作と伝えられる秘仏黒本尊(阿弥陀如来)が祀られています。(御開帳・祈願会、正月・五月・九月の十五日)黒本尊は家康公が深く尊崇し、そのご加護により度重なる災難を除け、戦の勝利を得たという霊験あらたかな阿弥陀如来像で、勝運・厄除けの仏様として江戸時代以来、広く人々の尊崇をあつめています。
西向観音像(港区登録有形文化財)
増上寺德川家霊廟
鋳抜門(港区登録有形文化財)
四菩薩像(港区登録有形文化財)
訪問先の会社は東京タワーのところにあります。
増上寺は多くの錦絵で描かれています。
広重 東海道名所風景 東海道名所之内 芝増上寺
広重東都名所 [芝]増上寺
広重2 東都三十六景 増上寺浅霧