ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

二之江神社・蓮華寺・西光寺(江戸川区江戸川)

2018年06月19日 23時57分53秒 | 社寺仏閣

妙勝寺の前にある二之江神社を散策しました。妙勝寺と古川親水公園の対岸、二之江小学校の隣にありました。

★ランドマーク二之江神社:旧二之江村の鎮守で香取神社と称し、明治6年、村社となりました。創立年月は定かではありませんが、経津主命を祀り、現在地にありました。

 八幡神社は寛文年間(1661-1673)の創建で、誉田別神を祀りました。もとは地元妙勝寺の境内社であって、三十番神ともいわれましたが、昭和42年12月香取神社と合祀して、新たに二之江神社としました。(江戸川区教育委員会掲示より)

★二之江神社のケヤキ 江戸川区登録天然記念物:境内にあるケヤキの古樹です。樹周4.6メートル、高さ:4メートル(平成19年5月当時)。樹齢500年以上といわれています。現在、区内で最も大きなケヤキです。

ケヤキを探しましが見つかりませんでしたが、

この花の奥に見える補修してある木のようです。古川べりに立っていました。江戸名所図会では香取神社は描かれていませんが右下隅の木がケヤキでしょうか。

古川側は神社の裏でしたので、表から見ました。二の之江神社鳥居です。

入った左手に力石が

手水舎

狛犬です。

二之江神社拝殿

拝殿の右後ろ末社の後ろの木が巨木のケヤキのようです。

従前は真言宗蓮華寺別当ということのようです。こちらが蓮華寺の山門です。

★ランドマーク蓮華寺:新義真言宗で海照山普門院と号し、本尊は聖観世音菩薩で行基の作といわれています。
寺伝によると、むかしこの地に観音堂があって村人の信仰を集めていました。永享10年(1438)に栄源法印が不動明王を背負って遍歴したのち、永住するようになったので、人々が協力してお堂を建て、蓮華寺と称したのが始まりといわれています。
建物は安政2年(1855)の地震、大正6年の津波や関東大震災で全壊の厄災にあいましたが、昭和47年に鉄筋建築の現在の本堂が完成しました。
虫除不動
本堂に、不動明王立像が安置されています。昔から「虫除不動」といわれて、子どもの癪の虫に霊験あらたかであるとして、広く人々に信仰されました。(江戸川区教育委員会掲示より)

本堂

墓地

 

★ランドマーク西光寺:浄土宗で常報山弥陀院と号して浄興寺の末であった。天文元年(一五三二)常蓮社西誉報阿元光老和尚の開山。往時この地が海岸の茅地であった頃、開拓の時漂着していた仏像を掘り出して祭ったのが寺の始まりであるという。寺院の北側一帯を「阿弥陀耕地」と称していた。本尊は木造阿弥陀如来座像で二十三世の時に修復した。また両菩薩は延享四年九月第十三世珍誉上人の代に当所の須賀藤左衛門が寄進したという。門前の道端に地蔵尊の石仏がある。昔は古川を通過する舟人が塩を投げて必ず礼拝したといわれるが、永い風雪に形が崩れている。(「江戸川区史」より)

★西光寺地蔵尊の石佛

本堂

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