リハビリ病院の帰りに四ツ木橋橋を渡って、橋の近くにある西光寺を散策しました。
墨田区から荒川を渡って坂を下りたところのすぐ近くにありました。ここ行ったのは『鬼平犯科帳のヒロイン・女密偵おまさが、初登場の篇[4―4 血闘p128 ]で、誘拐・監禁されたのはこの地の荒れ屋敷と「わたしの彩の江戸名所図会」で紹介されていたからです。
田んぼに引き込んだ用水に浮かべた小舟に鬼平が乗っていたと書いてあります。
寺と思ったところは墓地で、少し行ったところにお寺さんがありました。
本堂です。
中に入ると清重稲荷がありました。
江戸名所図会では少し離れたところに清重稲荷はあったようですが清重稲荷と書いてあります。
門を入った左手に上品なネコさんいました。
西光寺は、当地の領主だった葛西三郎清重の館に親鸞上人が逗留、帰依した葛西三郎清重が浄土真宗雨降山西光寺として嘉禄元年(1225)に創建したと伝えられています。寛永年間(1624-43)天台宗に改め、寺院を再興したとのことです。
鐘楼です。
墓の入り口のところに
第三十三番と書いてあります。南葛八十八ヶ所霊場33番札所ということでしょうか。
無縁墓が多くあるようで、公示がでていました。
小川に囲まれていたようで、墓は小川で隔てられていました。
広重『名所江戸百景』[四ッ木通用水引ふね]
次に薬師堂に向かいました。
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