萩が見ごろと思って近くの萩寺(龍眼寺)を散策しました。最近は毎年のように見に来ていますが、ここ数年では萩の花がよく咲いていました。
★ランドマーク龍眼寺:天台宗 慈雲山 無量院 龍眼寺 (萩寺)
龍眼寺創建は応永2年(1395年)、良博大和尚が観世音の夢告とおり、柳島辻堂の下に眠る観世音をまつり、村に流行していた疾病を平癒し、慈雲山無量院柳源寺と号しました。その後、寺の湧き水で洗顔すると目がよくなると眼病平癒の観世音として信仰を集め、龍眼寺と改名しました。江戸初期には、住職が百種類もの萩を諸国から集めて境内に植えたことから、通称“萩寺”として多くの文人墨客が訪れ、「江戸名所図会」には萩を愛でる人々で賑わう様子が描かれています。
境内に咲く四季折々の花々は、訪れる人の心を和ませ、松尾芭蕉、落合直文など文人墨客の句碑が昔の風情を偲ばせます。(お寺さんのHPより)
江戸名所図会より
このように江戸時代は賑わっていたようです。
わたし彩(いろ)の「江戸名所図会」 大人の塗り絵より。
キャプション: 庭中萩を多く栽ゑて中秋の一(いつ)奇観たり。ゆゑに俗呼んで萩寺と称せり。『万葉集』芳子(はぎ)に作り、『和名抄』鹿鳴草(はぎ)に作る。『続日本書紀』に、「仁明承和元年八月、清涼殿に内宴す。これを芳宜(はぎ)華の讌(えん)といふ」とありて、 皇朝古へより萩を愛せられしことかくのごとし。
萩の花です。
歌碑
庚申塔も萩に覆われていました。
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