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カーバ神殿型箱入りロクム。こんなの売れるんでしょうか

2015年05月02日 | 国内
5月3日 ある会社が、イスラムの最も聖なる場所カーバ神殿型の箱入りロクム(トルコの代表的なお菓子)を売り出しました。熱心なムスリムに受けるだろうと思ったのでしょうけど、どうかなあと思いますね。

Hurriyet

カーバ神殿型箱入りロクムは1.75リラ。ソシアルメディアでは、怒りの声とバカバカしいという声が上がっています。現政権公正発展党(AKP)が抑えているイスタンブルのユスキュダル区は、以前、メッカのレプリカに警告を発したことがありました。

 Wikipedia
これが本物のカーバ神殿です。

トルコの宗教上の最高機関である宗教庁(ディヤネット)は、メッカその他、聖遺物のレプリカを否定し、レプリカを儀式目的で使うことは“大罪”だと非難しました。最近、宗教庁は、2013年、トカト県でコーラン学級の生徒がコーラン型のケーキをつくったことに関して調査を始め、ケーキは預言者ムハムマドの聖なる誕生とコーランの精神とは相容れないと発表しました。


「日本の大臣がトルコの教育制度を羨ましいと言った」エルドアン大統領

「オバマ好きがトルコに注目した。日本の文部科学大臣がトルコの教育制度を“羨ましい”と言い、モデルにすると言った」と、トルコの教育省が主張していると、エルドアン大統領が言いました。

 Hurriyet
下村文科相(左)とトルコのアヴジュ教育相


「日本の大臣が“4+4+4”の教育制度を羨ましいと言った」と、4月30日、トルコの教育省は声明を出し、トルコの12年間の基礎教育モデルに言及しました。トルコ教育省によると、日本の下村博文文科相は、トルコのナビ・アヴジュ教育相に、自国に同じモデルを採用したいと語ったそうです。

「トルコの12年の義務教育は、世界の200か国中で高水準のアプローチです。日本はこれをモデルにしたい」という下村大臣の発言を声明は引用しています。

日本は識字率、数学、科学でOECD諸国の中でトップにある国のひとつで、学生の平均点数は、OECDの平均が497点に対して、540点と高く、日本は学生の能力で最高のOECD諸国のひとつです。


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