トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

中学の校長が生徒の頭で黒板を消した、ハハハ

2015年05月21日 | 国内
5月23日 アンカラの中学の校長先生が、生徒が教室の黒板を消しておかなかった罰に、生徒の頭で黒板を消しました。それをこっそりビデオに撮っていた生徒がいたので問題に・・・。

 Hurriyet
アンカラの中学、なかなか立派な建物ですね。


「黒板を消しておけと言っただろう。なぜ消さなかった?」というシュレイマン・イーイト校長は声を荒げ、1人の生徒の耳を引っ張り、生徒の頭で黒板を消しました。イーイト校長はイマーム養成高校の副校長をしていましたが、最近、この中学の校長に任命されました。

イーイト校長は、3月12日、学校のウエブサイトに、キャンパス内に礼拝室を2つ設けたと発表して、メディアの注目を集めました。ムスリム以外の生徒もいる公立中学に、モスクを設けることに関して、とくにイスタンブルやイズミルでは論議を呼んでいます。

・・・日本にもとんでもない教師がいますが、この校長もかなりとんでもない人らしい。でも、無責任に言えば、生徒の頭で黒板拭いちゃう発想は笑えますね。


トルコはロヒンギャ難民に支援船を送り、100万ドルを提供する

トルコは海上を漂流しているロヒンギャ人とベンガル人難民に、人道的支援を提供するために、国際移民機関(IOM)と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に、支援船を送り、100万ドルを提供すると誓約しました。

 Hurriyet
インドネシアの看護士が、小舟でインドネシアにたどり着いたロヒンギャの移民女性の手当てをしています。


エルドアン大統領は5月20日、マレーシアのナジプ・ラザク首相に電話し、アンダマン海に漂流している難民について語り合い、トルコはこの問題について責任を果たす用意があると明言しました。アナドルニュースによると、エルドアン大統領はラザク首相に、トルコはマレーシア、インドネシア、タイランドの難民のための努力を高く評価すると言いました。

 Sabah

ダヴトオール首相は19日、チャンカヤ宮殿で若者たちにスピーチし、「トルコは海上に漂流するムスリムであるロヒンギャの援助に、国際移民機関(IOM)とともにベストを尽くしている。トルコ軍の船が現地に向かっている」と語りました。


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南東部でPKKが憲兵とその友人を誘拐した

2015年05月21日 | 国際
5月22日 憲兵とその友人の2人が、南東部で非合法組織クルド労働者党(PKK)に誘拐されました。

 Hurriyet

「分離主義テロリスト組織のメンバーが、特別憲兵伍長とその友人の2人を、ムシュ県のメルケズ・メスジトリ村とボスタンケント村の間で誘拐した。事件の捜査は始まっている」と、トルコ参謀本部が20日、発表しました。ドーアンニュースによると、事件は18日に起こったそうです。

誘拐された憲兵伍長は、エルズルム県で家族を訪ねた後、幼友達とムシュのバルタジュ村へ行った帰途でした。友人はテレビ技術者で、テレビ送信機のメンテナンスの仕事で、この地域に会社から派遣されていました。憲兵隊は捜査作戦を開始しました。

PKKはトルコ、アメリカ、EUに、テロリスト組織と認定されていますが、2013年以来、その戦闘員とトルコ治安部隊の大きな武力衝突はありませんでした。2013年のネヴルスの祭で、収監されているPKKの指導者アブドゥラ・オジャランが初めて、PKKのメンバーに休戦を求め、40年間の武力闘争を終わらせ、クルド人の権利のための政治闘争を始めるべきときだと言いました。

交渉のプロセスが始まる前は、PKKは南東部で、公務員や労働者や兵士を日常的に誘拐していました。

・・・指導者オジャランが休戦を呼びかけているのに、今頃また、誘拐をする連中は、もはやPKKのメンバーとは言えないと思いますが・・・。


トルコはシリア国境を警備するジェット機を増やした

トルコ=シリア国境をパトロールするトルコのジェット戦闘機の数が増えました。最近まで2機から6機のF16-sがシリア国境をパトロールしていましたが、19日、司令部はその数を10機に増やしました。

 Hurriyet 

司令部の発表によると、19日、シリアのSA型対空防御システムが、トルコの2機のF16機に45秒間レーダーを固定しました。司令部はこれを“嫌がらせ”としています。
同じ19日、ギリシアのジェット戦闘機も、エーゲ海上でトルコの2機のF4-s機に2分間レーダーを固定しました。トルコ機はただちに同じ方法で“返礼”しました。

最大野党・共和人民党(CHP)のギュルセル・テキン事務局長は、今月初め、政府は6月7日の総選挙前にシリアで軍事作戦を始める計画だと主張しました。政府当局は先週、この主張を厳しく否定しましたが、その後16日、トルコのジェット機がシリアの軍用機を撃墜しました。

ダヴトオール首相とイスメト・ユルマズ防衛相は、当初、撃墜したのはシリアのヘリと発表しましたが、その後、トルコ軍は無人機ドローンだったと発表しました。


クリミア・タタールの追放記念日にエルドアン大統領が電話した

 1944年のクリミア・タタール人の大量追放71周年記念の5月19日、エルドアン大統領はクリミア・タタールの指導者ムスタファ・デミレフ氏に電話をしました。

 Hurriyet
クリミア・タタールの指導者ムスタファ・デミレフ氏(右)


「トルコは、わが兄弟クリミア・タタール人と手を握り合っています。クリミア・タタール人が体験した追放は歴史の“暗い頁”であり、われわれはこの“非人間的な”事件を決して忘れません」と大統領は語りました。大統領はまた、追放中に亡くなった犠牲者たちへの弔意を告げました。

「トルコはウクライナ問題が始まったときから、クリミア・タタール人の平穏と幸福と安全を最優先に考えてきました」と、エルドアン大統領は言い、昨年3月のロシアによるクリミア併合にも言及しました。

大統領はまた、クリミア・タタール人が追放された日を記念することを禁じたロシア当局を批判し、“受け入れがたい”と言いました。デミレフ氏はエルドアン大統領に、トルコのクリミア・タタールに対する配慮と支援に感謝しました。

1944年、ヨゼフ・スターリンの支配下のソ連で、25万人のクリミア・タタール人が、住み慣れたクリミアの家を追われ、貨車に乗せられ、何千キロも離れた中央アジアに移民させられました。


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