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親クルド政党HDPの選挙集会で爆発。10人負傷

2015年06月06日 | 国内
6月6日 南東部ディヤルバクル県の人民民主党(HDP)の選挙集会が始まろうというとき、爆発で少なくとも10人が負傷しました。6月5日、メディアは、群衆をパニックに陥らせた爆発の原因は、集会場の近くの配電装置かもしれないと報じました。

 Hurriyet

「政府はできるだけ早く、配電装置の爆発か、暗殺者の試みか、挑発の一種かを調べ、その結果を発表する」と、ダヴトオール首相は言い、挑発に対して断固たる姿勢をとると誓いました。「過去にも、政府は、HDPに対する攻撃の犯人を逮捕している。今回もきっと逮捕する」

アナドルニュースは10人が病院に運ばれたと報じ、ドーアンニュースは少なくとも1人は重傷と報じています。親クルド政党HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、爆発の1時間半後のPM6:30にスピーチする予定でした。HDPのこの集会は、今回の選挙キャンペーン中で最大規模のものになる予定でした。

爆発後、群衆はパニック状態で広場にいたと民放CNNトルコは報じました。救急車が負傷者を病院に運び、警察が現場を警戒しています。広場に最後まで残っていた数人の支持者を排除するために、警察は短時間、水砲を使い、何人かが治安部隊に石を投げました。

 Hurriyet

デミルタシュ共同党首はみなに落ち着くよう呼びかけました。「私は爆発現場から30メートルくらいのところにいました。私たちの仲間10人が負傷し、重傷者もいます。爆発の原因がなんであれ、私はディヤルバクルの皆さんに、冷静になり、挑発に乗らないよう求めます」と彼はCNNトル子のライブで語りました。


北部サムスンでヘレニズム時代の墓室が見つかった

 北部サムスン県イルカドゥム地区の建設現場で、ヘレニズム時代の墓が出土しました。サムスン考古学・民俗学博物館が調査し、すぐにヘレニズム時代の墓室であることがわかりました。

 Hurriyet
サムスンの建設現場で見つかったヘレニズム時代の墓室


建設作業は中止され、博物館当局は墓室の発掘が始まれば、正確な年代などが判定されるだろうと言っています。建設業者アフメト・クルムルさんは、ここに8階建てのビルを建てるつもりだったと困惑しています。現在は墓室の保護のため、関係者以外はこのエリアに入れません。以前にも、同市のバルトハネ地区とカルカンジャ地区で、古代の墓室が発見されています。

 Hurriyet
マルディンで発見されたブロンズ時代の墓


また、東部マルディン県のヌサイビン地区では、ブロンズ時代の墓が発見されました。マルディン博物館は墓の周辺に埋められていた水差しも掘り出しました。


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