メディア・グループのトップがイスタンブルで襲撃された

８月２２日　トルコの新聞・テレビ「スター」の社長ムラト・サンジャク氏がイスタンブルで銃撃されましたが、社長の車は装甲車だったため、死傷者は出ませんでした。

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有名なビジネスマン、エテム・サンジャク氏の甥でもあるムラト・サンジャク氏は、８月２０日午後１２時頃、イスタンブルのハドゥムキョイで、ボディガードや運転手とともに、集中砲火を浴びました。１台の車がサンジャク氏の車に後ろから追突し、ボディガードと運転手が車を降りると、２人の男が発砲しはじめました。

車には２１発の弾丸が当たっていました。襲撃後、２人の男は車で逃げました。弾丸の半分はフロントグラスを破って，車内に落ちていましたが、サンジャク氏とボディガードらは無傷でした。警察は防犯カメラを調べ、襲撃者が何者か捜査を始めました。

ＡＫＰの元大臣がＨＤＰのデミルタシュ共同党首を狼男にたとえた

前保健相で、公正発展党（ＡＫＰ）の政治家レジェプ・アクダー氏が、人民民主党（ＨＤＰ）のセラハッティン・デミルタシュ共同党首を“狼男”にたとえました。

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満月の夜にオオカミになる？

「私はデミルタシュ氏を狼男のように思います。彼は昼間はふつうの人間のように暮らし、バーラマ(弦楽器）を弾いたりもしますが、満月の夜に怪物に変貌します」と、アクダー氏は、８月２０日、東部エルズルム県の地元テレビ番組で語りました。「残念ながら、彼はそんな人物です」

非合法集団クルド労働者党（ＰＫＫ）の攻撃で５０人以上の治安要員が殺害され、ＰＫＫと草の根でリンクしている親クルド政党ＨＤＰとＡＫＰの対話は、最近、途絶えました。「最も驚くべきことは、選挙中、ＨＤＰがＰＫＫと組んで市民に圧力をかけたことだ」ト、アクダー氏は言っています。

６月７日の選挙で、ＨＤＰが躍進しＡＫＰの多くの議席を奪ったため、ＡＫＰは１党で過半数を取ることができませんでした。ＡＫＰは連立組閣に失敗したため、新たな選挙をめざしています。アクダー氏は、クルド平和プロセスをぶち壊したとしてＨＤＰを非難しました。

南東アナトリアで３９００年昔の２人の女性の骨を発見

南東部キリス県のオイルム塚で、３９００年昔の青銅器時代の２人の女性の骨が出土しました。オイルムはシリア国境から３キロに位置し、南東部アナトリアで最大の塚のひとつです。

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オイルムの発掘はジュムフリエット大学考古学部のチームが行っています。発掘隊長のアッティラ・エンギン准教授は、今年の作業はほぼ終わったと言いました。「私たちはとくに中期青銅器時代の地層を調べました。以前に発掘された大きな建物は宮殿だったことがわかりました」

「この建物は少なくとも３階建てでした。宮殿の最も重要な部分は王と家族が住んでいた場所で、私たちはセラリオと呼んでいます。建物は大火に見舞われました。火事は敵の攻撃によるものでしょう。私たちが発見した２人の女性は宮殿で焼死したと思われます」と、エンギン准教授。

宮殿の大きな部分がまだ地下に埋まっていると、准教授は言いました。「私たちは宮殿を守るためのプロジェクトを始めます。オイルム塚は将来、野外博物館になるでしょう。住宅と細い通りも、ここで発見しました。当時は死者は家の中に埋葬されました」

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