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トルコのビジネスマンがシリア難民家族にオープンハウス

2015年12月21日 | 国際
12月22日 アクフェン・ホールディングのハムディ・アクン社長は、自宅で、イスタンブルのシリア難民たちのためにオープンハウス(自宅開放パーティ)をしています。アクン氏は、9月2日、トルコのボドゥルムの海岸に打ち上げられたシリア難民の3歳の子供アラン・クルディちゃんの映像を見て、心を動かされたそうです。

 Hurriyet

「この夏、シリア難民の方々がボドゥルムの街頭で、ひどい状況にあるのを見ました。海岸に打ち上げられたアランちゃんの遺体の写真を見て、私たちはオープンハウスをすることにしました。私たちは彼らのために、なにかしたかったのです。彼らも社会の一員になる必要があります。そのために、みながなにかするべきです」とアクン氏は言いました。

「私たちは20日ほど前、イスタンブルの移民局に問い合わせ、シェルターを必要とするシリア人家族を紹介してもらい、私たちの6軒の家に彼らを割り振りました。シリヴリとチャタルジャには、たくさんのサマーハウスがありますが、それらは1年の8か月は空き家です。オーナーたちは自分の家をシリア難民にオープンできるはずです」

セキュリティ許可を与えられ、登録されたシリア難民の中から、当局が選んだ家族が、オープンハウスに招かれました。彼らの中には、トルコで技能を活かせずにいるジャーナリストやエンジニア、アーティストもいました。
 Hurriyet

シリア人ジャーナリストのハリド・セイドさんは専門分野では働けず、イスタンブルの家具店で働いて18か月になります。「自分の仕事ができず、非常に残念です。私の国で内戦が始まってから、私の近親者たちはヨルダンに逃げましたが、ヨルダンよりトルコに行ったほうがよいと、彼らに言われました。私はイスタンブルの家具店で職を得ることができました。雇用主はとてもよくしてくれます。賃金は安いですが、きちんと支払ってくれます」と彼は言いました。

アレッポーから来た35歳の職人アリさんは、イスタンブルは物価が高いと言いました。「私は自分の専門分野で職を得られましたが、4人の子供を学校に行かせることはとてもむりです。多くのシリア人は、子供に教育を与えたくてヨーロッパに行こうとしていますが、なかなかむずかしく、海で溺死する者もいます」


アンカラのバザール内の250店舗が焼失

首都アンカラの「オスマン・バザール」内の250店が、原因不明の火事で焼失しました。

Hurriyet

アンカラのケチオレン地区で、12月20日午前4時半に火災が起こり、火はオスマン・バザール中にひろがりました。すぐに消防隊が駆けつけましたが、バザール内は店がぎっしり並んでいるため、炎はみるみる建物を包みました。

Hurriyet

火災中、小さな爆発が起こったと、アナドルニュースは報じています。ジハンニュースによると、バザール内のある商店主は、出火原因は“うさんくさい”と言ったそうです。バザール内には3人の治安要員が宿直しているのに、火があっというまにひろがったことも疑問だと、彼は言いました。

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「なぜ火が出たのか、だれもわかりませんが、物質的ダメージは3億4500万ドルになるでしょう」と商店主ハイダル・イエシルユルトさんは言いました。バザールのウエブサイトによると、バザール内には、いま252店が営業しているそうです。


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