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「撃墜された戦闘機のレコーダーは読めなかった」とロシア

2015年12月22日 | 国際
12月23日 21日、ロシア政府の調査官たちは、先月、トルコに撃墜されたロシア戦闘機のブラックボックスは壊れ、情報を得ることはできなかったと発表しました。
 Hurriyet
12月18日、モスクワでの記者会見で、トルコに撃墜されたロシア機のフライト・レコーダーが示された。


ロシア防衛省は先週、レコーダーを公開し、レコーダーが壊れていなかったら、ロシアの戦闘機はトルコ領空に侵入しなかったが、悪意によって撃墜されたことを証明できたろうと言いました。

「情報を復元し、飛行データを読むことは、内部が破壊されているため不可能だった」と、ロシア空軍飛行安全部のセルゲイ・バイメトフ副部長が言いました。「フライト・レコーダーの16個のマイクロチップの中の13個が破壊され、残り3個も損傷を受けている」とバイメトフ氏は言いました。「政府はいま、専門家の助力を求めているが、解明するには時間がかかるだろう」

11月24日のトルコ機によるロシアのSU-24戦闘爆撃機撃墜は、モスクワとNATO加盟国間の、過去50年間で最も深刻な対立になりました。プーチン大統領は“背後から刺された”とトルコを非難し、報復としてトルコに対し多くの制裁を命じました。

トルコ領空に侵入したロシア機に、トルコは何度も警告をくり返しましたが、無視されました。ロシアは、戦闘機はトルコに脅威を与えなかったと言っています。


イスタンブル警察の手入れで、女テロリスト2人が死亡

12月1日、イスタンブルのガジオスマンパシャ地下鉄駅近くで爆発があり、イスタンブル対テロ警察はその実行犯を捕らえるため、12月22日早朝、作戦を行いましたが、その衝突中に女戦闘員2人が死亡しました。

 Hurriyet

警察が作戦を開始すると、アジトにいた戦闘員たちも武力で応じてきて、2人の身元不明の女戦闘員んが衝突中に死亡しました。警官4人も軽傷を負いましたが、経過良好ということです。衝突後、警察はアジトにあった爆弾や手榴弾、種々の武器を押収しました。

近隣の住民たちは、アジトの住人は最近、越してきたと言っています。12月1日、バイラムパシャ地下鉄駅近くで、機動隊の乗ったバスが通ったとき、手製爆弾による爆発が起こり、市民1人が負傷しました。


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