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ピアニストのサイ氏が金採掘のための森林伐採に反対して演奏会

2019年08月20日 | 国内
8月21日 トルコの作曲家でピアニストのファズル・サイ氏が、8月18日、カナダの会社によるシアン化金採掘場建設のための森林伐採に反対して、森林が伐採された場所でリサイタルを開きました。

 Hurriyet
森林が伐採された場所でコンサートを開いたファズル・サイ氏


コンサートには、チャナッカレのウルギュル・ギョクハン市長や、多くのNGOの代表たちを含む何千人もの人々が集まりました。環境破壊に世界の注意を向けるために、コンサートはチャナッカレ市の協賛で行われました。コンサートでサイ氏は、森林伐採地に捧げた新曲「カズ山賛歌」を演奏しました。その後、彼の他の作品も、クラシック曲も演奏されました。

「カズ山脈のために始まった抗議運動の24日目の今日、ここにおいでの方々に感謝します。この運動を始めた方々に触発され、コンサートを開きました。彼らに協力することが、私たちの目的です」とサイ氏はコンサート中に語りました。「私たち、この衛星の人間は、未来のためになにか残したいと願います。私たちはこの衛星を守る必要があります」

Fazil Say home

コンサート後、参加者たちは採掘場に抗議の行進をしました。チャナッカレのキラスル町近くの土地を買ったカナダの採掘会社アラモス・ゴールド(株)はこの数週間、活動家たちの強い抵抗に直面しています。環境保護活動家たちは、多くの木を切り倒さなければならない採掘場の建設を止めさせるために、7月26日、「水と良心」と名づけた運動を始めました。

しかし、当局者たちは、たった13000本の木を切っただけであり、後でまた植林すると言っています。活動家たちは、金採掘のための活動は環境に大きなダメージを与えると主張しています。


米国がシリア体制側とその同盟国にイドリブ攻撃を止めるよう促した

トルコ軍の車列に対する空爆で市民3人が死亡、12人が負傷した後、アメリカは8月19日、シリア体制側とその同盟国に、シリア北部イドリブ県での、あらゆる敵対行為をただちに止めるよう要請ました。

 Hurriyet

「アサド対英側とその同盟軍は、すぐにイドリブの休戦を実施しなければならない」と、モーガン・オータガス国務省報道官がツイッターで言いました。「今日のトルコ軍への無謀な空爆は、市民、人道主義者、インフラに対する広範な攻撃につながる。すぐに攻撃を止めるべきだ」

トルコ国防省によると、月曜、トルコ軍は、監視所の安全を確保し、物資供給ルートを維持し、市民の死傷者を防ぐために、イドリブへの移動を開始しました。トルコ国防省は空爆を強く非難し、空爆はロシアとの協定に違反すると言いました。トルコとロシアは昨9月、イドリブを安全地帯にすることで合意しています。

しかし、シリア体制側とその同盟軍は、執拗に休戦協定を破り、この地域に頻繁に攻撃を仕掛けてきます。8月19日だけで、6人の市民が体制側とロシア軍の空爆で死亡しました。「シリア人権監視所」によると、反体制軍はハマ県のカン・シュイウウ町と村々から撤退しました。


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