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トルコ人人質2人がナイジェリアから帰国

2019年08月02日 | 国際
8月2日 先週、アフリカのナイジェリアで誘拐され、その後、解放された4人のトルコ人の中の2人が、8月1日、帰国しました。

 Hurriyet「祖国に帰れて幸せ」と語るユルダクルさん

建設作業員のエルグン・ユルダクルさん(35)とセイイト・エムレさん(25)は、早朝、イスタンブル空港に到着しました。他の2人、ヤシン・チョラクさん(33)とシェネル・アパルさん(40)は、国際警察の調査のために、ナイジェリアに留まるよう求められました。

ユルダクルさんとチェリクさんは空港で記者団に帰国できた喜びを語りました。「身のまわりの物はぜんぶ取られてしまったが、祖国に帰れて幸せです」

4人は、7月20日、ナイジェリアのカワラでさらわれ、ひどい体験をさせられたと言いました。「彼らは夜間、私たちを山地のほうへ歩かせ、昼間は私たちをかくまっていました」と2人は言い、4人を救ってくれたトルコとナイジェリア政府への信頼感を語りました。

「私たちは最後に殺されるのかと思い、心理的に参っていました。所詮、私たち人間です。彼らは殴ったり、虐待はしませんでしたが、心理的に辛い状況でした」とユルダクルさんは言い、2人は彼らを見捨てなかったトルコ政府に感謝しました。

ユルダクルさんによると、残っている2人も、国際警察の調査が終われば、できるだけ早く帰国する予定だそうです。4人のトルコ市民は、ナイジェリアの首都アブジャブから500キロのカワラ県で武装戦闘員にさらわれましたが、ナイジェリア軍と警察の共同作戦で、7月26日、救出sました。


無登録シリア人と不法移民がイスタンブルから退去させられた

イスタンブル知事室は、8月1日、声明で、7月12日から始めた作戦で、これまでに1万2474人の不法移民と2630人の無登録シリア人を拘束したと発表しました。

 Hurriyet
この人たちはヨーロッパへ出稼ぎに行こうとした不法移民で、戦禍から逃れてきた難民とはまったく違う人々です。


不法移民は追放のための送還センターに送られ、シリア人はすべて一時的保護下にあるため、難民キャンプに送られたと。内務省が発表しました。

イスタンブルのアリ・イエルリカヤ知事は、7月31日、バアジュラル区のデミルオレン・メディア・センターを訪れ、不法移民問題に関するトルコの対策を説明しました。「不法移民をイスタンブルから他県の送還センターに送るのに、30台のバスが使われた」と知事は言い、「たとえば、アフガニスタンから不法な手段で来た移民を確実に送り返すために、飛行機1機をチャーターした」

イエルリカヤ知事はまた、現在、イスタンブルに住んでいる無登録のシリア人の数に言及し、当局は1万人から1万5000人と推測していると言いました。


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