トルコのトピックス

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掘削用の巨大艤装船の通過で、ボスフォラス海峡が通行止めに

2019年08月29日 | 国際
8月30日 黒海とマルマラ海を結ぶボスフォラス海峡が、深海掘削用の巨大な艤装船「スカラベオ9」が通過したため、7時間にわたって通行止めになりました。

 Hurriyet

全長115メートルのバハマ国籍の船は、午前6時半頃、マルマラ海からボスフォラス海峡に入り、午後、黒海へ出てゆきました。水先案内船、護衛船、曳航船など10隻の小船が、巨大船に従っていました。ボスフォラスにかかる3つの橋を通過するために、艤装船は通常の84メートルの高さを58メートルまで低くしました。

毎年、25,000隻以上の船が、ヨーロッパとアジアを分けるボスフォラス海峡を通過します。「スカラベオ9」はイタリアのSaipem 社が所有し、操業しています。同社はブルー・ストリーム、グリーンストリーム、ノルド・ストリーム、サウス・ストリームなど、いくつかのパイプラインの設計と建設を請け負っています。


今年7月までに2500万人の外国人ツーリストがトルコを訪れた

文化観光相が昨日発表したデータによると、今年1月から7月の間に2469万人の外国人ツーリストがトルコを訪れました。

 Hurriyet

トルコを訪れた外国人ツーリスト数は、昨年同期に比して14.1%増加しました。ツーリストを最も多く惹きつけているのはイスタンブルの史跡で、全ツーリストの34.2%、約840万人が訪れています。

2位は地中海のリゾート地アンタリヤで、31.8%、785万人の外国人ツーリストが訪れています。3位は、ブルガリアとギリシャと国境を接する北西トルコのエディルネで、7月までに250万人の外国人ツーリストが訪れています。


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イスタンブルのタクシー料金が25%上がる

2019年08月29日 | 国内
8月29日 タクシー、スクールバス、ミニバスの料金が、8月27日に行われた「運輸管理センター」(UKOME)の会合で大幅に増額されることになりました。

 Hurriyet

「われわれ運輸業界としては、この2年間、運賃値上げを考えてきました。残念ながら、私たちが望む増額率にはならなかった。喜んではいません」と「イスタンブル・タクシー運転手協会」(ITEO)のエユップ・アクス会長は、会合後に言いました。

UKOMEはタクシー料金の平均25%の値上げを決め、乗り捨て料は4リラから5リラに上げました。アクス会長によると、最低料金は10リラから13リラに上がり、1キロの料金は2.5リラから3.1リラになりました。

スクールバスの料金はほぼ13%上がり、最短距離料金は215リラから243リラに、最長距離料金は525リラから580リラに上がりました。ミニバスとドルムシュ(割りかんタクシー)の料金もほぼ25%上がりました。料金値上げ後、たとえばベシクタシュ=タクシムの最低ドルムシュ料金は3.3リラになりました。

「料金値上げを喜んではいません。しかし、この2年間、期待はしていました」とタクシー運転手のムラト・ギョクチェさん。「私たちもお客さんの側に立って考えなければいけない」


新アメリカ大使がエルドアン大統領に信任状を提示した

デヴィド・マイケル・サッタフィールド新・駐アンカラ・アメリカ大使が、8月28日、エルドアン大統領に信任状を提示しました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は首都アンカラの大統領官邸にサッタフィールド大使を迎えました。トランプ大統領は2月16日、サッタフィールド氏を候補として発表し、6月28日、上院が彼を任命しました。サッタフィールド大使は954年生まれ、上級キャリア外交官として着目されています。

サッタフィールド大使は1979年、メリーランド大学で学士号取得、2017年後は近東問題の副国務長官を務めていました。オバマ大統領時代の2009年から2013年は、ローマの多国籍軍の長官とオブザーバーを務め、2014年、リビヤの国務長官の特別顧問に指名されました。ジョージW.ブッシュ大統領時代の2006年から2009年は、イラクのコーディネイターと国務長官の上級顧問でした。

彼はシリア、サウジアラビア、エジプト、レバノンの大使も予想されていました。トルコとアメリカの外交関係は、1923年、トルコ共和国建設後の1927年に樹立されました。


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