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トルコ・ベースのシリアTVが昨年から放映されている

2019年08月06日 | 国際
8月6日 シリア国民に向けられたサテライト・チャンネル「シリアTV]が、昨年3月から、イスタンブル・キュチュクチェクメジェ区のセファキョイから放映されています。

 Hurriyet

このチャンネルはトルコに住むシリア人だけでなく、シリアその他中東、バルカン、ヨーロッパのシリア人たちにも放映されています。2か月前に、この局のCEOに就任したマレク・ダゲスタニ氏は、「このチャンネルはシリアの国内外にいるシリア人が体験してきた問題を扱っています」と、ヒュリエット紙に語りました。

「シリア内戦は9年目に入り、シリア国民は世界中に散らばりました。シリアに住むシリア人と国外に住むシリア人が集まれるプラットフォームがなければならないのは、そのためです。たとえば、毎日放映されている“集まろう”という番組では、シリアに住むシリア人と国外に住むシリア人の苦しみや悩みや喜びを語っています」とダゲスタニ氏は言いました。

この局が放映する番組の半分は、ニュースと政治討論番組だそうです。ときどき、トルコのジャーナリストや専門家も番組に参加します。「私たちの目的は、未来のシリアを軍事的宗教的独裁国ではなく、民主主義の国にすることです」とダゲスタニ氏は言いました。

現在、この局は、特派員4人をシリアのイドリブとアレッポーとハマに、2人をトルコ南部のガジアンテップとハタイに、3人をヨーロッパに、1人をワシントンDCに派遣していると、彼は言いました。「シリアTVの従業員のほとんどはプロのジャーナリストとTVスタッフです。シリア人は約200人働いています。従業員のうちの15人はトルコ人で、あとはほとんどシリア人ですが、イラン人、レバノン人、ヨルダン人もいます」

ダマスカス大学の経済学部卒のダゲスタニ氏は、現在のアサド大統領の父のハーフィズ・アルアサド大統領の時代に、政治犯として9年間の刑期を務めました。


1000年昔のコーランが密輸業者から押収された

 トルコの治安部隊が、南部ムーラ県で、1000年昔の手書きコーランを悪徳骨董屋から取りもどしたと、治安ソースが発表しました。

 Hurriyet

ムーラ県ヤタアン地区で、レイヨウ(羚羊)の皮で包まれた手描きコーランが、憲兵隊による密輸業者の手入れで押収されたと、治安ソースは言っています。コーランを売ろうとしていた2人の容疑者が、この手入れで逮捕されました。

拳銃1丁、ライフル1丁、車のエンジンなども押収されました。コーランについての詳細は発表されていません。


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