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CHP党首がコロナ下の経済について政府を非難

2020年09月09日 | 国内
9月9日 トルコは厳しい経済後退にありながら、政府は状況を挽回するための有効な計画を持っていないと、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首は言い、政府はまた、コロナウイルス拡大と戦う戦略の実践にも失敗し、コロナウイルスに関する数字をゆがめ伝えていると酷評しました。

 Hurriyet

「経済危機は深まっています。失業者数は1000万人に達しました。これは共和国史上の記録的数字です」と、クルチュダルオール党首は、9月8日、党総会のオンライン会議で語りました。クルチュダルオール党首はまた、わが国は前例のないほど貧困が拡大したため、何万人もの子供たちが空腹を抱えて寝ていると言いました。

「トルコは債務の罠にかかっています。だが、政府はうまくいっていると主張しています」と、党首は言い、2020年の7か月だけで、公的赤字はすでに1390億リラに達していると付言しました。トルコ国民の銀行預金の50%以上は外国通貨だと、クルチュダルオール党首は言いました。「これは国民が国の通貨も、政府の政策も信用していないことを示すものです」


IYI党のアクシェネル党首がDHP前党首デミルタシュ氏と朝食

IYI党(善良党)のメラル・アクシェネル党首が、獄中にある国民民主党(HDP)の前共同党首セラハッティン・デミルタッシュ氏の「自由の身だったら、IYI党首と朝食をともにしたい」という意向を歓迎すると語りました。

 Hurriyet

「私はそのニュースをぜんぶ読んでいませんが、南東部には、“たとえ骨肉の恨みがある相手でも、向こうがドアを叩いたら受け入れよう”という伝統があります」と、9月7日、アクシェネル党首はフォックスTVに語りました。「私たちは、価値観の対立をなくすために、この党を設立しました」と彼女は言いました。

「私たちは人間的な考え方を持っています。私は人を訪ねるとき、“プロパガンダを話しに来たのではありません。あなたの話を聞きに来ました”と言います。みな同じように苦しんでいます。私たちは単に批判したり、解決を試みたりするだけでなく、この旅で結果を引き出します」とアクシェネル党首は言いました。「人は深い友情を築かなくてもよいけれど、敬意は示さなければなりません。この方法で、問題が解決されるかもしれません」

HDPのデミルタシュ氏は、オンラインのニュースサイトで、リーダー同士、互いによく理解しあうために、家族同士の付き合いとして、他のリーダーの家で朝食をともにしてもいいのではないかと発言しました。「たとえば、私が外にいたら、妻とともにメラル夫人の家のドアを叩き、“朝食をいただきに来ました”と言うかもしれない」


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