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政府は秋のウイルス感染の増加を予想し、対策を強化

2020年09月14日 | 国内
9月15日 政府と地方行政は、秋に予想されるコロナ感染の増加に対抗するために、イスタンブルの労働者の就労時間の調整など、ウイルス対策を厳しく管理することにしました。

 Hurriyet

内務省と保健省の職員が、ウイルス拡大 ー とくに大都市での拡大を阻止するための両省の協力について話し合いました。当局は、ウイルス感染について、アンカラは9月末までに減りはじめ、10月初めにはイスタンブルとマルマラ地方で感染が増えるかもしれないと予想しています。

当局は禁止令は考えていませんが、対ウイルス対策の管理を引き締めるつもりです。最も人口の多いイスタンブルでは、知事室が民間も役所も、労働時間をシフト制にすることを計画しています。イスタンブル知事室の「公共交通科学委員会」によると、イスタンブルの公共交通機関利用者の60%は民間企業の従業員だそうです。

同委員会のムスタファ・ウルジャル教授によると、9月10日、知事室の職員が市と会談し、相互の協力を話し合ったそうです。知事室の職員は民間企業の代表とも話し合うだろうと、教授は言っています。ウルジャル教授は、イスタンブルの労働者の就労時間を、午前7時から午後2時、午前8時から午後3時、午前9時から午後4時、午前10時から午後5時というように、4シフト制にすることを提案しています。


「ギリシャは国際法に違反して、18の島を武装している」トルコ国防相

「ギリシャは国際法に違反して、エーゲ海の18の島を武装し、緊張をエスカレートさせ、対話を妨げている」と、9月13日、トルコのフルシ・アカル国防相が言いました。

 Hurriyet

国防相は地中海のリゾート、アンタリヤで、アナドル通信のインタビューに応えて、「ギリシャは緊張を高める“挑発的な行為”を止めるべきだ」と語りました。アカル国防相は、紛争の解決における外交の重要性を力説し、トルコはつねに対話と交渉を支持していると言いました。

「われわれが理解するところでは、緊張や挑発はだれのためにも、とくにギリシャのためにならない」と、国防相は言い、トルコはこの地域の権利を守りつづけると付言しました。アカル国防相はまた、独立記念日にメイス島を訪れたギリシャ大統領を批判し、「他の島でも独立記念日は祝えるだろう。こうした行為は当然、われわれの目障りだ」と言いました。

ギリシャは、26平方キロのこの島から数百マイルの領海を主張していますが、メイス島はトルコ海岸からほんの2キロ、ギリシャからは600キロも離れています。緊張の中、ギリシャ軍がメイス島に軍隊を置いているのが見られますが、この島は昔から、条約によって非武装地帯でした。


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