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「新しい日常」の中、カッパドキアに25万人が訪れた

2020年09月10日 | 観光
9月10日 1か月余つづいたロックダウンとステイホームの後、「新しい日常」が始まり、トルコの世界的に有名なカッパドキア地方を25万5000人の人びとが訪れました。

 Hurriyet

文化観光省によると、「新しい日常」になってからこの地方を訪れた人は、6月には16,000人、7月は80,000人、8月は158,000人になりました。カッパドキアは、火山岩が林立する谷「妖精の煙突」、地下都市、ブティック・ホテル、岩に掘られた家、初期キリスト教の信仰を伝える教会や礼拝堂などで知られています。

また、妖精の煙突を俯瞰できるバルーンの旅も、ツーリストに人気です。中央アナトリア・ネヴシェヒル県に位置するカッパドキアは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。また、ハジ・ベクタシュ・ヴェリ博物館も、この地域の人気スポットで、この3か月に70,330人が訪れています。アナトリアの最も重要な思想家の1人ハジ・ベクタシュ・ヴェリは、ネヴシェヒルにあったイスラムの修行僧の道場で、多くの学生たちを教育しました。

この3か月に、ゼルヴェ修道院を訪れた人は68,000人、ギョレメ屋外博物館を訪れた人は45,000人になります。


シリア国境の大森林火災が93時間後に鎮火された

トルコ南部ハタイ県のサマンダー地区とアンタキヤ地区の150ヘクタールを焼いた巨大森林火災が鎮火されました。デミルオレンニュースによると、現在、冷却作業が空と陸から行われています。火災による死者はありませんでしたが、経済的被害は調査中です。

 Hurriyet

飛行機2機、放水車182台、建設機械24台、技術者42人、消防士792人が、今年最大の火事の消火に当たりました。この火事は9月5日正午に起こり、風によってたちまちひろがりました。消防士たちは,火のまえの可燃物を除去したり破壊したりし、技術を駆使して炎を鎮静させました。

一方、憲兵隊はサマンダーのイエニキョイ村で、容疑者1名を拘束しました。容疑者と火事との関係はまだわかっていません。


トルコはトルコ・キプロスのコロナ患者を治療


トルコ政府は北キプロス・トルコ共和国(TRNC)のコロナ患者をトルコの医療機関に運ぶと、9月9日、当局が言いました。

 Hurriyet

「トルコは深夜から、トルコの医療機関へコロナ患者の輸送を始めます」と、TRNCのエルシン・タタル首相が声明で言いました。トルコはつねにTRNCと結束していますが、パンデミックとの戦いでも、トルコ・キプロスの味方です。トルコのフアト・オクタイ副大統領は、先月、「トルコはTRNCの医療チームに負担をかけさせない。感染者が増えたら、救急機を提出して、患者をトルコの病院へ運ぶ」と明言しました。

タタル首相はまた、政府の努力とトルコの支援によって、TRNCは困難を克服できるだろうと言いました。トルコ・キプロスは 、火曜、新たな感染者38人を発表し、感染者数は475人になったと言いました。TRNCでは561人がテストを受け、3人の患者が退院し、死者は4人になりました。現在、185人が治療中ですが、集中治療室にいる人はいません。



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