トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ウナギたちは繁殖のためにメキシコからトルコへ旅する

2021年11月12日 | 国内
11月13日 ウナギは繁殖のために、メキシコからトルコの湖まで7000キロを旅してきます。

 
 Hurriyet

メキシコのサルガッソ湾に生まれたウナギたちは、3年間の旅をして、トルコ南西部ムーラ県のバファ湖に到着します。ウナギたちは湖でしばらく過ごした後、生まれ故郷に帰っていきます。バファ湖は多くの無害な鳥類が冬を過ごすために、理想的な環境を提供しています。

ウナギは繁殖のために湖を選ぶ不思議な種です。ウナギたちは幼魚のときに旅を始め、道中で変身します。ジブラルタル周辺で、体の色がガラス色に変わり、地中海に着くころには黄色になります。そして、エーゲ海に到着します。

淡水にすむことを好むウナギは、エーゲ海からバファ湖に移動し、ここでしばらく暮らします。長旅の後、湖に着いたウナギは成長し、繁殖し、サルガッソ湾に帰って生涯を終えるという興味深い一生を送ります。トルコの内陸の湖で過ごしたウナギたちは、通常、冬に帰途に就きます。

ウナギがどのようにしてトルコへのルートを見つけたのか、科学はまだ解明していません。多くの科学者たちがその研究を行っています。

「難民危機でトルコを非難するのは恩知らずだ」エルドアン大統領

難民危機でトルコを非難するのは「恩知らず」だと、エルドアン大統領が11月11日、言いました。

 Hurriyet
ハンガリーのオルバン首相(左)とエルドアン大統領


「難民の船を串刺しにして彼らを殺したと、トルコを非難しているのはギリシアだ」と、エルドアン大統領は、アンカラで行われたハンガリーのヴィクトル・オルバン首相との記者会見で言いました。

エルドアン大統領は、ギリシアは米軍基地になってしまったと言い、ギリシア北部アレクサンドロポリスに米軍が配置されていることに言及しました。

オルバン首相はヨーロッパの防衛境界線の必要を力説し、欧州大陸は地中海と西バルカンとベラルーシからの移民の圧力を受けていると言いました。「ヨーロッパは同盟が必要です。防衛境界線が築かれなかったら、欧州大陸は“困難な状況”に陥ります。われわれは移民に関して、友人トルコを助けるべきです。EUはできる限りトルコを支援すべきです」

トルコはすでに400万の難民を受け入れている世界最大の難民受け入れ国ですが、新たな難民の波が、トルコとEUに向かってくるかもしれません。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコは年末までに2億5200万本の苗木を植える計画に着手

2021年11月12日 | 国内
11月12日 トルコは年末までに2億5200万本の苗木を植える計画に着手すると、農林相が11月11日、言いました。

  Hurriyet

「11月11日の“植林の日”にあたって、われわれは未来のために意気込んでいます」と農林相はツイッターで言いました。「われわれは植林によって、世界に生命を吹き込みます。総計2億5200万本の苗木を植えます」

11月11日、農林相は全市民をそれぞれの植林地に招きました。エルドアン大統領は「植林の日」に、トルコは2023年までに、国の3分の1を森林で蔽うことを目標にしていると言いました。

エルドアン大統領は、アンカラで行われた苗木を植えるイベントに出席し、国連の「世界森林資源」のレポートによると、トルコは植林研究でヨーロッパ1位、世界4位にランクされたと語りました。

「広大な森林地帯が燃えたり、洪水が起こったりしていますが、干ばつのような気象学的な現象は、自然からの警告です。われわれが植えた苗木は、われわれの戦いの象徴です。われわれが国際的な場で挙げている声も、われわれの戦いのシンボルです」と、エルドアン大統領は言いました。


トルコはイラク人、シリア人、イエメン人がベラルーシへ飛ぶことを禁じた

バラルーシとポーランドの国境で起こっている難民危機のため、トルコ政府は、11月12日、シリア、イラク、イエメンの市民が、トルコの空港からベラルーシへ飛ぶことを禁じました。

 Hurriyet

「EUとベラルーシ間の不法越境が問題になっているため、トルコの空港からベラルーシに飛ぶことを望んでいるイラク、シリア、イエメンの市民は、通告があるまで、航空券を買い搭乗することを許可されない」と、トルコの民間航空当局が声明で言いました。


   「ときどきダイアリー」へ




   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする