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トルコはシリア難民のためにイドリブに新しい都市を建設中

2021年11月29日 | 国際
11月29日 トルコはシリア難民を収容するために、シリア北西部のイドリブに新しい住宅地を建設しています。シリアでは2011年以来,内戦がつづいています。

 Hurriyet

トルコ国境から約5キロのメシェド・ルヒン村に5万戸のレンガの家を建てることが計画され、そのうちの3万戸の建設が終わり、18万人のシリア人がイドリブの「新しい都市」に住みはじめています。

国連UNHCR協会によると、シリア国内には、250万人の子供を含む620万人の国内難民がいます。これは世界で最も多い国内難民数です。かつてイドリブの人口は110万人でしたが、イドリブは国境に近いため、難民の避難場所になり、人口が急激に増えて、最近は500万人が住んでいます。

トルコは、シリア人の新たな流出を阻止するために、昨年来、イドリブの新しい都市づくりに本腰を入れています。トルコはすでに360万人以上のシリア人を受け入れています。

トルコの「災害緊急管理局」(AFAD)と「赤半月社」(イスラム圏の赤十字)の非常な努力によって、3万戸のレンガの家と、学校、病院、子供のための公園、小さなショッピングモール、女性センターなどが、短期間で建てられました。

テントに暮らしていた約18万の人々が、イドリブの新しい都市に住みはじめました。近い将来、さらに2万戸のレンガの家が建設されると当局は言っています。「トルコはシリアで大きな作戦を行ってきたが、世界はそれを見て見ないふりをしている」


「トルコのパンデミック状況は安定して見える」保健相

「トルコのパンデミック状況は大きく変わっていない。コロナを抑制するのは難しくないように見える」と保健相は言いました。1日のコロナ感染者数は、4月には増加していましたが、10月中旬から3万以下にとどまっています。

 Hurriyet

「ウイルス対策を厳しく守れば、感染者数にももっとよい結果が出るでしょう。ワクチン接種がいちばん大切です。期限内に接種を受けてください」と、ファフレッティン・コジャ保健相は11月28日、ツイートしました。

世界で新種のコロナウイルス「オミクロン」の懸念が高まってきた中で、コジャ保健相はこのコメントをツイートしました。週末、コジャ保健相は「オミクロンの感染はトルコでは見つかっていません。トルコではデルタ変異種が主流です」と言いました。

しかし、トルコも用心のため、すぐに11月26日、ボツワナ、南アフリカ、モザンビーク、ナムビア、ジムバブエのアフリカ5か国への旅行を禁じました。専門家たちは、今夏頃から遅延気味になっているワクチン接種のスピードアップを強く呼びかけています。

[6か月前にワクチン接種した人は効力が落ちてきています。ワクチン接種はまだ望ましいレベルに達していません」と、カラデニス工科大学医学部のファルク・アイドゥン教授は言っています。


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