トルコのトピックス

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フィンランドがNATOに加盟し、ロシアに打撃を与えた

2023年04月04日 | 国際
4月5日 フィンランドがロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、火曜、NATOに加盟し、ロシアに打撃を与えました。

 Hurriyet

フィンランドは書類を手渡し、世界最大の安全保障同盟であるNATOに正式に加盟し、ロシアとの国境を強固にしました。

フィンランドのNATO加盟はヨーロッパの安全保障状況に大きな変化をもたらしました。フィンランドは第2次世界大戦でソヴィエトに敗北後、中立を保ってきました。しかし、フィンランド政府はロシアのプーチン大統領のウクライナ侵攻の数か月後に、ロシアに脅威を感じて、NATO加盟の希望を示しました。

この動向はロシアのプーチン大統領にとっては、戦略的・政治的打撃です。プーチン大統領はNATOのロシアへの拡大を、長きにわたって不満とし、侵攻の正当化にも利用してきました。NATOはロシアを脅してはいないと言っています。


アゼルバイジャン大統領にトルコ国産電気自動車が贈られた

トルコ初の国産電気自動車Togg が、トルコのムスタファ・ヴァランク産業技術相からアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領に贈られました。

 Hurriyet

アリエフ大統領は、エルドアン大統領に次いで、2番目にTogg を受け取った人物になりました。アリエフ大統領は、昨日、アゼルバイジャンの首都バクーで行われた式典で、アナトリア・カラーのTogg を受け取りました。Togg はアナトリアの赤土にインスピレーションを得て生産されました。

式典でヴァランク産業技術相はTogg のキーをアリエフ大統領に渡しました。アリエフ大統領はこの車の完成の成功を祝い、この車をバクーに送らせたエルドアン大統領に謝意を述べました。アリエフ大統領はまた、2台目のTogg がアゼルバイジャンに送られたことは、両国が友人かつ兄弟の関係にある証だと語りました。

「わが兄弟イルハム・アリエフ大統領も、トルコの誇りTogg を受け取られました。貴殿がこの車を利用されることを神もお許しになりますように、わが兄弟よ」と、エルドアン大統領はソシアルメディアに投稿しました。

4月3日、エルドアン大統領とエミネ・エルドアン夫人は、アンカラの大統領官邸で行われた式典でTogg の1台目のキーを受け取りました。

「今日、私たちはわが国の60年来の夢の結実をまのあたりにしています。私たちは、2019年、わが国の誇りであるTogg の最初のオーダーをし、今日、このスマートな車を受け取りました。トルコの世初の果実果実のひとつ、Togg が、わが全国民の役に立つことを願います」とエルドアン大統領は式典で語りました。


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「マルマラ海に粘質物がまた出現するかも」専門家

2023年04月04日 | 国内
3月4日 干ばつと海水温の上昇のため、マルマラ海にまた粘質物が出現するかもしれないと、ムスタファ・サル教授が警告しています。

 Hurriyet

バンドゥルマ・オンイエディ・エイリュル大学の海事研究学部長のサル博士は、マルマラ海の調査のため、定期的に潜水しています。昨年3月24日に潜水したときは、マルマラ海の水温は7度でしたが、今年3月24日に計測したときは4度跳ねあがって、11度だったということです。

「干ばつのために、粘質物再再現の条件はできあがっています。人々は2021年の粘質物事件から、なにも学んでいないようです」とサル教授は言いました。「人々は2021年と同じように、海を汚染しつづけています。海面温度は2021年と同様に上昇しています」

「粘質物は干ばつによって、いつでも発生し得ます。気温の不均衡と降水の欠如が粘質物の発生を大きく促します」とサル博士は言いました。「海面に粘質物がないように見えても、粘質物は水深18メートルの海底に溜まっています」

「また新たな粘質物事件が起こるかもしれません。人々は自然災害のように、この現象を調査し、リスクに対処し、出現を防ぐことが必要です」と博士は警告しています。「粘質物事件はまた起こり得ることは確かですが、いつ起こるかはわかりません」


イスタンブルの細い通りが緊急事態に懸念される

イスタンブルには消防車や救急車が入れない細い通りが9000以上ありますが、これは大規模地震が予想されるイスタンブルにとって深刻な問題です。

 Hurriyet

50,000人の命を奪い、トルコ南部を破壊した2月6日の地震以来、イスタンブルの地震が議論されています。専門家たちは、巨大都市イスタンブルにマグニチュード7の地震が起こる可能性は80%に増したと言い、至急、建物を改築・強化するよう警告しています。

イスタンブルの各地区はそれぞれに市街の改革と強化作業に取り組んでいますが、市内の最大の危険のひとつは細い道です。市内には、地震や火事その他の災害の場合、消防車が入れない細い道が9,000あります。

「イスタンブル地震損失予想プロジェクト」によると、イスタンブルに地震が起こった場合、3000件の火事が起こると予想されますが、緊急事態に車が入れない通りは9073あります。

イスタンブル消防部のレムジ・アルバイラク部長は、とくにファティフ、ベイオール、ウスキュダル、サリエル、ベイコズなどの地区では、緊急の際に細い通りが大きな脅威になると語りました。

イスタンブルでは車の数が著しく増えていますが、屋外屋内の駐車場不足のために、住民は車を不法に道路に停めざるを得ません。

災害シナリオによると、1600万人が住むイスタンブルでは、3000か所で火事が起こり、そのうちの200件は住宅と予想されています。


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