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エルドアン大統領とアリエフ大統領がテクノフェストを訪れた

2023年04月30日 | 国内
4月30日 トルコのエルドアン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が、4月29日、イスタンブル・アタテュルク空港で開催された「テクノフェスト2023」を訪れました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、トルコの未来を担う若者の役割の重要性を力説しました。「私はここで、明日の宇宙飛行士、発明家、パイロット、エンジニア、物理学者たちに会いました」とエルドアン大統領は言い、アリエフ大統領は「トルコはわれわれの地域の平和、安定、安全を保証する国です」と言いました。

今年で7回目、トルコでは6回目になるテクノフェストには、テクノロジー・ファンが終結しました。科学技術への意識を高めることによって、科学技術の分野で訓練されたトルコの人材を増やすのを目標としているこのフェスティバルには、さまざまの分野な競合企業が参加しました。

5日間のフェスティバルでは、技術、科学、航空飛行ショウ、授賞式、展示会、サミット、研究会イベントなどのプログラムが行われました。

イスタンブルのフェスティバルは5月1日で終わり、8月30日から9月3日、首都アンカラの第11空軍基地でフェスティバルが行われます。

エルドアン大統領はトルコ初の宇宙飛行士を紹介した
エルドアン大統領は、国際宇宙ステーションに14日間滞在する、トルコ初の宇宙飛行士アルペル・ゲゼラヴジュさんと、彼の代替要員トゥナ・ジハンギル・アタセヴェルさんを紹介しました。

ゲゼラヴジュさんはトルコ空軍司令部のパイロットで、アタセヴェルさんはロケトサン(トルコ主要な武器・防衛企業)の宇宙発射システムで働くエンジニアです。


歴史的正教会が、修復後、公開された

中央アナトリア・ネヴシェヒル県にある、174年昔の「処女マリア教会」が、文化観光省によって綿密な修復が行われ、公開されました。

 Hurriyet

1849年に建てられたこの教会は、1924年まで地域のギリシア正教徒の祈りの場になっていましたが、1950年から1983年は刑務所として使われていました。刑務所として使うために、2階も造られましたが、1983年以後は放置されていました。

40年間の空白の後、教会は文化観光省の修復プロジェクトによって、ツーリストにも公開されるようになりました。

教会の開所式には、文化観光省のナディル・アルパスラン副大臣も出席し、教会の傷んでいた部分は3年間の作業で修復されたと語りました。

「この教会はわが国の重要な文化資産です。残念ながら、1950年以後は誤った使い方をされていましたが、傷つけられた部分には適切な修復が行われました」とアルパスラン副文化相は言いました。この教会は後期オスマン時代の傑作のひとつです。全国の文化的歴史的遺産の保護活動も行われています」

「文化観光省は未来の世代のために、細心の注意を払って文化資産の保護に当たっています」と、アルパスラン文化観光相は言いました。

インジ・セゼル・ベジェル・ネヴシェヒル県知事は、「トルコにはさまざまな宗教、信仰、祈りの場の歴史があります。ネヴシェヒルは何百年も、さまざまな文化を育んできました。ここには先祖から受け継がれた歴史的建造物が多く、観光推進の可能性もあります」と言いました。「トルコはまた、近年流行してきた宗教観光ツアーの目的地にもなっています」


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